はじめまして。桜木アサ子です。アサーティブを学び始めて一年。まだまだ若葉マークですが、ようやく少し身についてきた感じです。このコーナーでは私の小さなアサーティブ体験を紹介していきます。どうぞよろしくお願いします。
こんにちは。桜木アサ子です。
スーパーのレジに並んでいた時の事です。そのスーパーは、レジの手前に通り道があり、他のお客さんが通れるようにある程度間隔をあけて並ぶようになっています。地元民はそのルールを理解していますが、初めての人にはわかりにくい並び方です。ある日、体格が大きく、迫力のある男性がそこに割り込みました。わざと?それとも知らないだけ?注意して怒鳴られたり、殴られたら怖い・・・と尻込みしていました。でも小さい女性だったらこれほど怖れず私は声をかけているはず。言いやすい人と言いにくい人を見た目で判断する自分にモヤモヤ。私は女性で、相手は強そうな男性。後ろに並んでいる人の視線が痛いけど、安全を考えたら黙っていてもいいんだよ。という声が頭に響きます。でもその時ふと「人としては対等」という言葉が浮かびました。もう少し勇気のある人になりたい。一応、怒鳴られるシュミレーションをし、恐怖心の耐性の準備をしてから、周りを見て深呼吸。お店の人も他のお客さんもいるし、大丈夫。と思い切って、話しかけてみました。勘違いしてしまったのですよね?わたしも経験あります・・・という方向で、アサーティブの非言語メッセージも心がけ、にこやかな顔と声で、ここは空けて皆後ろに並んでいる事を伝えました。すると、その男性は知らなかったとびっくりして、後ろに並び直してくれました。
自分より力のある強大な相手に注意することは勇気がいります。ですが見た目だけで判断せず、勇気をもって行動できた自分が誇らしくなりました。並び直した男性も、他の人に迷惑をかけたくない人であれば、教えてくれて良かったと思ってくれるのではと思いました。