福祉、介護事業関係者・医療関係者向けアサーティブ研修

福祉、介護職の特徴

介護職は高齢者や障害者といった社会的に弱い人々を尊重し、生活を支えていくとても大変な仕事であると同時に、共に信頼できる人間関係を構築することが可能なやりがいのある仕事でもあります。しかし介護職の傾向として自分を犠牲にしてまでも相手を優先してしまったり、相手を弱者とみなして過度に献身的になってしまうことがあります。またコミュニケーション能力の不足から信頼関係が築けない、感情のコントロールが難しいなど悩みを抱える人も少なくありません。本研修では、福祉、介護職の特徴や問題点を踏まえながら、アサーティブコミュニケーションの考え方とスキルを学ぶことで、現場で実践できるように工夫してあります。

目的

本研修では人権という視点から自他尊重、対等性、感情の適切な表現などを考えたアサーティブなコミュニケーションの基礎を中心に、現場において高齢者や障害者、その家族との信頼関係を築くための誠実で率直な自己表現を学びます。組織の中で諸職種との連絡や相談、意見の交換、調整などに必要なスキルを身に着けます。

構成・時間

人数 5~30名程度
■短時間(1時間30分~2時間)コース   
■半日(3~4時間)コース     
■1日(5~6時間)コース            
時間に関してはご相談に応じます

内容

理論とワークやロールプレイなど体験を組み合わせたものになります
例として下記のような項目があります。
■ アサーティブとは(自分も相手も尊重したコミュニケーションの考え方)
■ 自分のコミュニケーションパターンを知る
■ 自己表現の権利と責任について学ぶ
■ 自分の気持ちに気づき適切に表現する(Iメッセージ)
■ 非言語メッセージ
■ 要求や意見を率直に伝える
■ 自分と相手、自分と他者との違い。境界線について学ぶ。
■ 感情の取り扱い
■ 自尊感情と自己肯定感
■ ロールプレイによる実践

研修費用

ご相談に応じております。

その他

各自治体主催の生涯学習講座
任意団体の職員向け研修など
ご相談に応じます。

受講生の声