アメリカで始まったアサーティブトレーニングは、1980年代に日本に紹介されました。このトレーニングのすぐれた効果は教育分野や教師・看護師・介護関係、家庭の主婦などを中心に静かに着実に広がっています。
アサーティブヒューマンセンターの講座や研修のキーワードは「わたしもOK,あなたもOK」です。人権という視点から自他を尊重した誠実で率直な自己表現を学び、個人としても、また組織の一員としてもその場にあった適切なコミュニケーションのスキルが身につくようにトレーニングしていきます。
また、アサーティブヒューマンセンターの講座は少人数制を特徴としています。じっくりと自分と向き合い学びを深めることが可能です。ひとりひとりを大切にサポート致します。
アサーティブトレーナーを目指す方、継続的にアサーティブを学びたい方、体験講座、単発講座でアサーティブの世界を体験してみたい方、それぞれに合わせた講座をご用意してお待ちしています。
基本講座
日程 2023年4月8日(土) 10:00~12:00(120分)
受講料:1,000円
Ⅰ(1章~6章)
日程 2023年4月15日(土) 13:00~17:00
受講料:5,000円
Ⅱ(7章~12章)
日程 2023年4月16日(日) 13:00~17:00
受講料:5,000円
※初めての方でもⅠ(1章~6章)より開始できます。
場 所 ZOOMでの開催です。

アドラー心理学は、家庭でも、職場でも、どんな人間関係でも活かせる学びです。ワークを通じて自己肯定感を高めて、より前向きな勇気づけを実践できるとともに、自分・他者とのコミュニケーションの取り方を学びます。
<このような方にお勧めです>
・子育てのイライラから、脱却したい!
・自分自身も、怒りんぼママ・パパから、ニコニコママ・パパに変わりたい!
・夫婦の関係をもっとよくしたい!
・会社での人間関係に悩んでいる
オンラインにて開催中!!
オンライン アサーティブ体験講座

自分も相手も尊重する自己表現、アサーティブ。
具体的にはどんなものなのでしょうか。
本体験講座は、「アサーティブ」を全く知らない方でも、身近な例を共有しイメージしていただき、
ワークも取り入れながら体験的に学べます。
オンライン アサーティブ基礎講座
本基礎講座は、「アサーティブ」を全く知らない方でも、身近な例を共有しながら講座を進行しますので、安心して受講できます。
また、アサーティブという言葉は知識としては知っているけど、もう少し体験的に学びたいという方やコミュニケーションを学びたいという方などにもお勧めです。
体験講座終了後にもっと深めたいと思っていただいた方も、こちらへどうぞ!
<オンライン 生涯学習講座のお知らせ>
「ストレスが軽くなる!
自分も相手も大切にするためのコミュニケーション講座」
~アサーティブを体験してみよう~
2023年
スカイプにて開催予定
受講料:1,000円
自分も相手も尊重する自己表現、アサーティブ。
具体的にはどんなものなのでしょうか。
「アサーティブ」を全く知らない方でも身近な例を共有し、ワークも取り入れながら体験的に学べます。
講座の体験談はこちら(外部サイト)
お申し込みはこちらから
※クリックでチラシが拡大します。
メッセージFromAHC〜AHC代表からのメッセージ
その場の状況や置かれた環境を鑑みた時、また相手の気持ちを慮ったり、自分の状態を考えた時に敢えて<アサーティブでない自分を選ぶ>という選択肢があります。それはアサーティブに言うことに劣らない、積極的なアサーティブ行為だと思います。私も場面によってはアサーティブでない自分を選択することがあります。以前職場での話し合いで違和感を覚え私の意見を言おうかと思ったのですが、敢えて引っ込めることにしました。相手が自分なりに感じて考えての意見だったからです。その場で私が自分の考えを主張しようとすると、相手のことを受容する余裕がなくなってしまう。この場ではむしろ相手の気持ちや考えを受け取っておこう。よく熟考してから必要ならあらためて話合おうと思いました。実際にそういうやり方の方が結果的にうまくいくこともあります。
アサーティブはとても柔軟なコミュニケーションです。言う言わない、の選択を含め、言うタイミングや言い方などを工夫することでより良い話し合いができ、良い関係性を続けることができます。目指すはお互いが納得できるコミュニケーションをすること、その為に最善を尽くすことだと思います。(202307)
アサーティブヒューマンセンター 有野享子
アサーティブなエッセイ〜アサーティブのツボ
こんにちは!トレーナーのふみです。
刑法の性犯罪の規定が2023年6月16日に改正され、同年7月13日から施行されるこ
とになりました。遡ること6年前の2017年。明治時代に作られた条文が110年ぶりに大改正されて話題となった「強姦罪」→「強制性交等罪」。今回さらに「不同意性交等罪」へと改められました。
性被害は“魂の殺人”といわれ、被害者は心身共に深く傷つきます。No means Yes=嫌も好きのうち、 抵抗しない=OKという独りよがりの解釈が日本社会にまん延し、さらに「何で逃げなかったの」「あなたにも非があった」「そんな服装をしているから」とまるで被害者に落ち度があるかのような心ない一言で、二次被害、三次被害にあうことが少なくはない中で、被害者は泣き寝入りを強いられてきたことを思うと今回の法改正は大きな一歩といえましょう。
10代の性被害相談を機に心理やアサーティブの学びを深めるに至った私としては、今回の法改正はようやく…と思う反面、不十分と感じることもあります。ある調査によると性的な暴力やハラスメントを受けた時「声を上げられない」と答えた女性は57.8%、男性は44.6%。無意識のジェンダーバイアスに気づかなかったり、力による支配や上下の関係性があったりするとNOと思えない、NOが言えない、NOを貫けない恐れもあります。そもそも“同意”というのは相手の条件に対し聞き入れる受け身の形になりやすいのです。
加害者も被害者も傍観者も生まない予防教育のためにも、被害にあってしまった被害者のエンパワメントのためにもアサーティブが活用されていくことを願ってやみません。
アサーティブヒューマンセンター副代表 長縄 史子