2024年1月1日に発生した能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

精神保健の充実が叫ばれるようになって久しい。こころの病の早期発見と治療、再発防止には精神科の関与が必須であるが、その前提となる疾患予防や国民全体のこころの健康増進については、医療者の力が及ばない場合が多いことも痛感させられる。こうした時代に、ワーカーズコレクティブ ハートランドの取り組みは興味深い。個別・電話カウンセリングから子育て、アサーティブについての研修など多岐にわたるサービスが10数年にわたり継続して提供されている点、市民・消費者の視点を基本にした運営は信頼に値する。需要に供給が追いつかず疲弊気味の精神医療従事者としては、頼もしいパートナーを得た気分である。  

公益財団法人 横浜勤労者福祉協会 うしおだ診療所 副所長
精神科医 野末浩之

日本の四季

秋の風はもの静かな空気を漂わせ、虫の音や月の美しさに、深まりゆく秋を堪能します。   ヴェルレーヌ 「秋の日のヴィオロンのためいきの~」の 詩を思い出し、読書の秋を楽しみたいのですが、今年は短い秋になりそうです。
今年の夏は世界各地で観測史上最も高い気温となり、日本近海での平均海水温も最も高くなったそうです。異常高温は、熱波,干ばつ,洪水,ハリケーン,山火事等が多発し、海面上昇や自然界への影響も大きくなり、動植物の生態系も変化してきています。
スーパーでは米の棚が空になり、実りの秋だというのに、食料価格が高騰しています。
異常気象は将来の食料危機にも大きな打撃を与えています。
  なぜこのような温暖化が進むのか~原因の多くは CO2の増加と言われています。 2015年にパリ協定により、地球平均気温上昇を産業革命以前に比べ   1.5℃に抑える努力をしましょうと。 温室ガス削減するものの、今、その限界に近づき  1.09℃まで上がっているとか。
異常気象に備えて、水や食糧を確保しておくことも必須ですが、一人一人が意識を変えて温暖化を防ぐため、CO2削減努力をしないと大変なことになります。家庭生活に置いても個人個人ができること~ゴミを減らす、エコバッグの使用、水の節約、電気の使用量を考える(夏は28℃冬は20℃)等々。
できれば電気自動車や太陽光パネルを取り入れるなどの効果は大きいと思います。
日米の政界リーダーも変わる時となりましたが、地球規模の問題ですから、世界のリーダーは人類の将来のため一丸となって取り組んでほしいと願います。決して対岸の火事でなく日本ヘも災害が押し寄せています。
秋の紅葉は最低気温が8℃になるとはじまり、5℃になるとさらに美しくなるそうです。温暖化により紅葉も北上しているそうです。
春になれば桜の下で花見をし、夏はかき氷でヒマワリを愛で、秋は紅葉を楽しみ、冬は雪景色を眺める。そんな何でもない、日本の四季の風情。美味しいお寿司や日本食。失ってほしくないと思います。日本の四季を守るためにもグローバルな視点で美しい自然を未来についてつなげていけたらと願います。そのためにも自分でできる温暖化対策をいたしましょう。
そして秋の空気を吸いに、紅葉狩りに出かけてみませんか。元気の「気」をいただけますよ。
2024年9月28日
ハートランド共同代表    志岐恵華
 

 
 

ワーカーズコレクティブ ハートランドは2002年に神奈川ゆめコープの心理カウンセリング ワーカーズとして発足しました。ワーカーズコレクティブ(W.Co)とは雇用される働き方ではなく、一人ひとりが持っている「知恵・時間・労力」を出し合って、仕事作りとこころの通い合うたすけあいの仕組みをつくることを目的にした非営利の組織のことをいいます。日本ではあまり聞きなれない言葉ですが、フランスでは「アソシアシオン」のネーミングで非営利の民間組織として広く国民生活に浸透しています。
 
さて、イタリアの精神科医のロベルト・アサジョリは「すべての人間にはバランスのとれた人格を発達させ、自分自身を最大限に活かすことのできる潜在的能力があり、各自が自己の発達に責任がある」と言いました。わたし達はこの間、みんなで力をあわせながら女性も男性も、そして子どもから高齢者の方までを対象に、個人カウンセリング、各種講座、また専門家の養成講座を通じて「各自の能力の発揮」の応援をしてきました。もちろん私たち自身、海外も含め、日本全国の多くの方がたに支えていただきながら。
 
失敗しても大丈夫!人生は何度でもやりなおすことができる!
 
ご一緒に自分らしい人生の扉をノックしてみませんか?
 

田中恵子

夏のおとずれ

 遅い梅雨がやってきました。紫色の花々は心を穏やかにしてくれます。   雨の音だけの静寂、自分の心をきいてみる~そんな静かな自分の世界にひたれる梅雨もなかなかよいものです。
 しかし、梅雨が終わると今年は世界的な猛烈熱波の影響で猛暑のようです。
 世界的には、巡礼者が51℃を超える熱波で、1000人の死者が出たというニュースが流れました。
ニューヨークでも30年ぶりの熱波のようです。 中国の黄河では干ばつ、南部では、ラニーニャ現象の影響で洪水におそわれているようです。
人間の歴史上にも常に変化があったようで、現代ではそのスピードがめまぐるしく「昨日と同じ今日」  は望めなくなりました。
大河の流れのように、私達の生活に押し寄せています。
 変化には起こる理由があり、何か意味があるのでしょうか。
世界的な気象現象、政治、経済、生き方様々な宇宙的変化と流れの中で、変化に抵抗しつつ、変化を見据え「今」ここで生活して生きています。
 
谷川俊太郎さんの「二十億光年の孤独」の詩を思いだしました。
 
 万有引力とは引き合う孤独の力である
 宇宙は歪んでいる
 それ故みんなは求め合う
 宇宙はどんどん膨んでゆくそれ故みんなは不安である
 二十億光年の孤独に僕は思わずくしゃみをした
 
そんな宇宙と調和して生きていく。自分の心を満たすにはどうしたらよいか、自分がどうしたらワクワク感を覚え、前向きで建設的な行動をおこせるか。
まずは気持ちをおだやかにするために、鏡の前で笑ってみましょう。一番素敵な笑顔で。
イギリスには「笑うことは一番の良薬」  という格言があるそうです。ストレスによるホルモン分泌を低下させたり、幸福感を高める脳内ホルモンの分泌もよくなるそうです。
優しさとユーモアに満ちた笑いは特によいそうです。
宇宙の変化に調和して、自分なりの心地よい毎日を過ごすには、輝ける自分でいるには、まず素敵な笑顔になり~見つけてみませんか。
2024年7月2日
ハートランド共同代表    志岐恵華
 

二つの耳と一つの口 

春は曙 やうやう白くなりゆく山際、すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
春風がやさしくほほをなで、桜の美しい頃となりました。
近年は一人で静かに花見をする。「ソロ花見」 や動画を楽しむ「エア花見」 が進んでいるそうです。   ゆったりと落ちついて花をめでることができるからでしょうか。
新しい門出や夢に向かう時、桜は心を前向きにしてくれます。
入社式も各地で行われ 「対面」   の機会も多くなりました。
コロナも落ちつきはじめ、人との交流も会話もふえてきました。ふと、こんな言葉を思い出しました。
「二つの耳と一つの口」 ユダヤの諺です。相手との会話で 「語るな、語るな、相手の話を聞いて聞け」   自分が話しすぎず、相手の話しを聞けば聞くほど、自分の主張は聞いてもらえる。 共感は共感をよび人の輪は広がっていくという諺です。
以前 「聞く力」 という本がブームになりました。話すことも大切ですが、聞くということを重視したからでしょう。
相手の話や心に耳を傾けることは   「譲る」という精神にもつながるのでしょうか。
神は人間に二つの耳と一つの口を与えた。と。自分の話の倍、相手の話を聞く。対話の中で、相手の会話も心も受け入れることは人間関係をよくし、運を引き寄せるかもしれません。
しかし穏やかな生活の中、時として想像や想定もしない天災や人災が起こり、私達の努力ではどうにもならないことがおこります。
年頭におきた能登半島地震、本当に胸が締め付けられる思いです。また戦争のように互いに争い傷つけ合うことなど本当に必要ないのです。起きた事実の後の対処の仕方、のりこえ方がその後の人生を大きく変えていくでしょう。
人間は一人では生きていけない。相互に人と人との繋がり助け合うことが大切です。コミュニケーションは大切な要素です。
でも努力しても思うようにいかない時もあります。 肩の力を抜き 「まーいいか」  くらいに思い、自分を追いつめたりしない。 ちょっと休んで、また前向きになる。そして時を待つ。
笑いを忘れず「まーいいか」  と心をほどいていきましょう。人生に笑いも大切です。笑わなくなると年をとるそうです。たくさん笑い、楽しい人生を自分で演出しましょう。他人は演出してくれません。
桜色に囲まれて、笑いで運と若さを引き寄せましょう。
2024年4月3日

平和への願い 

 みなとみらいの海に朝日がのぼり、2024年の幕開けです。    今年はどんな年になるでしょうか。   「甲辰」 の今年は、春の日差しが大地すべてにふりそそぎ、成長と変化を誘う年になるとか。大空を悠々と駆ける龍のように、成長・開運の年になってほしいと願います。
  しかしウクライナ戦争はすでに1年10カ月が過ぎ、イスラエルも未だに終結をみません。     何の生産性もなく、心の悲しみ、苦しみしか残らない、破壊的なことを続けるのは本当に悲しいことです。
   真の人間の幸せとは何なのでしょうか。年頭にあたり静かに考えてみました。
世界各地で未曾有の気候危機、自然災害、戦争等で人々は危機に直面しています。 現在の日本では、食料も水も教育も手に入ります。
かつてマザー・テレサが来日したおりに、「物質が豊かでも心が貧しくならぬように」 こんな言葉を残したことを思いだしました。私達は豊かさに慣れてしまいました。
  しかし人生は順風満帆な時ばかりではありません。人間思っているより元気な時は短いのです。人間にはかぎりがあります。だから「今日を充実な一日として大切にする」~そして明日も~明後日も。
皆、各々の幸福感は違うと思いますが、子ども達に未来のある地球を残すことは同感だと思います。
穏やかに平和に生活できることの大切さ。
   しかし個人的努力だけでは、現実を変えられないものもあります。その悩みに対し、個人的に心の持ち方を変えてみるのもよいかもしれません。  少しでも心を穏やかにする術を身につけましょう。    別の視点から見ると、視野が変わり勇気が芽ばえるかもしれません。
まず身近から小さな幸せを見つけていきましょう。
自分がされて嬉しいことを相手にする。ほほえんで自分の良心の声を届ける。ほほえんでいる時のあなたは、心の輝きがあり美しいでしょう。
心の美しさはお金で買えません。お金を使わなくてもほほえみは伝えられます。こんな詩がありました。

  もし、あなたが誰かに期待したほほえみが得られなかったら
  不愉快になる代わりに 、あなたの方から   ほほえみをかけてごらんなさい
  ほほえみを忘れた人ほどそれを必要とする人はいないのだから

いつも笑顔でいましょう。笑顔は空気感染し、いつしか事が好転し、相手も自分も心豊かになるから不思議です。
今年も皆様と共に、ハートランド一同明るく笑顔で歩んでいきたく思っています。
2024年1月5日

日々是好日

秋の清冽な空気は、心静かに本を読むのによい頃となリ、やっと猛暑の後、秋がやってきました。
銀色になびくススキの原、山を彩る烏瓜の赤。
日々うつろう葉の色、黄色、橙色、赤と美しく山の彩りは、私達の心を慰め癒してくれます。
冬をむかえる準備の時間、今年の秋は短めのようです。何にでも次のステップへの準備時間は大切なのでしょう。
   落語の世界に「 間 」 の素晴らしさがあります。 朗読でも、音楽でも、踊りでも~考える時間、次への期待感、何においても、人生においても「間」 は大切なのでしょうか。
   季節は何度もめぐり、人は年を重ねていく。自分の人生を振り返った時、楽しかった時もあり、辛かった時もあります。 決して楽しいことばかりではありません。
様々な経験をつんで、気がついてみると、それは偶然ではなく必然だったのではないかと気づかされる。
人生は走り続けるばかリでなく、考える 「間」が必要なのでしょう。
  楽しいこと良いことが続き、その事に慣れ、精神はおごり過剰となると次のステップへと移ります。これは歴史が物語っています。
ウクライナ戦争は未だ終結をみません。イスラエルからは悲しいニュースが連日飛び込んできます。ガザへの攻撃は続き、8000人の犠牲者のうち半数は子どもと知り、心が潰れる思いです。
惨すぎる現実です。人間の本質、心の平安バランスが崩れてしまったのでしょうか。
  冷静に冷静に、人の命の大切さ、かけがえのない命です。考える時間 「間」が必要でしょう。
  雨の日は雨の日なりに、風の日もそれなりに、晴れの日は晴れを楽しむ。楽しみなき日もそれなりに楽しむ。どんな時も、どんな境界においても日々是好日と思いたい。心から思えない時もあります。でもそれが現実です。
おだやかなこの秋の清冽な空間でこそ、人間にとって「間」  の感覚が生まれるのではないでしょうか。
日々是好日でありたいと思います。あるがままを受けとめる。そして時に客観的にものを見る心、「間」 の大切さ、今だからこそ必要なのかもしれません。
2023年10月31日 

ご機嫌な自分になりましょう

今年の夏は猛暑、酷暑で地球が壊れかけているのではと思うほどでした。 蝉しぐれの中、今年のスポーツ戦の熱気は多く感動をいただきました。特に高校野球甲子園での決勝戦。両監督の言葉にも感じるものがありました。「自由な発想」~自由の裏には個の責任があり、己で考え、己で責任をとる。綿密な努力が必要だったことでしょう。目標を定め、そこに向かい皆が強い団結力で戦ったのが見えてきます。
そして他方は「人生は敗者復活戦」と語りました。負けた時にその人がわかると語りました。見ていた私達を、爽やかでご機嫌な気持ちにさせてくれたのではないでしょうか。
 自分にとって心地よく、ご機嫌な気持ちとは、自分にとっての豊かさとは何でしょうか。
各自が皆違うことでしょう。時として、不安になったり大きなイライラ感がつのった時、今の自分の気持ちを正直に書き出してみるのもよいでしょう。
上手くいったこと、失敗したこと、感動したことなどを書くことにより自然と整理されていきます。
かっこよく書こう、上手に書こうなんて思わず、自然体に心の内を書く。人と話すのもよいですが、日記などに書くのもよいでしょう。客観的に自分をみることができます。今、自分が何を必要としているか、何がご機嫌にさせてくれるか見えてきます。書くことにより自然と整理されてきます。
オランダに 「自分の幸せは自分の責任でつくりなさい」 という言葉があるそうです。日本にも、相田みつをさんの 「幸せは自分の心がきめる」 があります。
自分にとって楽しいこと、心地よいことをふやしましょう。どうせ一日を過ごすなら、明るく笑う時間をふやしましょう。    つらくてしんどい時こそ「スマイル、スマイル」です。そのままのあなたでよいのです。自然体でよいのです!笑える自分になるために、ちょっぴり努力してみませんか。スマイルは空気感染します。
自分をご機嫌にするための演出、それは自分でするしかないのでしょう。
 
 
2023年9月1

夏を乗り切りましょう

今年の夏は暑くなるでしょうか。 世界は地球規模で異常気象にみまわれています。インドでは40度を超え、被害者が多数出たようです。      日本でもすでに35度を超えてきました。
各地で線状降水帯により集中豪雨の被害が出ています。    これはエルニーニョ現象、特に70年に4回現れたスーパーエルニーニョ現象により、海水温度が上がり激しい豪雨等がおこるそうです。
誰でも今までとは違う。地球は怒っているのではないかと思うほど、台風や竜巻発生も多く凶暴化しています。
世界各地での地震、噴火、森林火災などのニュースを見ていると、まるで映画のシーンが現実化しているようで、恐怖を感じてしまいます。
 そんな中、物価、電気代は高騰し経済問題も影響があるのでしょうか、尊属事件や心の闇が引き起こす事件も多発しています。
思慮のなさから若者がインターネットより詐欺事件に手を染めてしまう悲しい事件も増えました。
また東京の神宮外苑では、付近の再開発のため、100年以上たっている大量の樹木伐採が8月から開始されるそうです。何にでも退け時、始め時はあるでしょう。しかし経済的利益も大切ですが、都会のオアシス、心のビタミンエリアを失うのは残念です。
伐採した本数を植樹すればよいというものではありません。育つには時間がかかります。
世界各地の森林火災で緑が失われ砂漠化しています。
理屈ではなく緑(植物)には癒しの効果があります。
人間は自然と共存していく必要があります。
部屋を綺麗に掃除して緑(植物)を飾ってみて下さい。不思議にリフレッシュします。フラワーマジックです。
また海外では 大谷選手の頑張りに元気をいただいている方も多いでしょう。 日本の一青年が一つのことに情熱を向け、たくさんの人々に勇気を与えています。
 今年は旅行者も増え、各地で夏祭りや花火大会も予定されているようです。
夜ベッドに入る時、今日あった楽しかった事や嬉しかった事を3つ思い出して感謝~感謝 (嫌なことは忘れる)  明日は良いことが待っていると思い眠りにつきましょう。
地球がこれ以上暴れないように、今夏が猛暑にならないように祈りつつ~乗り切りましょう。
そして心の中に、元気印の花火を打ち上げましょう。

風薫る新緑のころ

風薫るさわやかな季節となりました。各地から花便りがきかれ、当地横浜にも若葉がまぶしく薔薇の花々が美しい顔を見せています。
3年続いたコロナも沈静化しつつ、旅行する方々も増えてきました。
そんな中、スーダン戦闘が続き日本人の国外退避のニュースが飛び込んできました。ウクライナ戦争も未だに戦争収束が見えてきません。
互いに破壊と心の傷しか残らないのに人間はなぜ戦争をするのでしょうか。
国土の7割が農地のウクライナは世界でも大切な穀倉地です。  戦争が穀物価格に影響しています。日本は小麦の9割を輸入に頼っているそうで食品の物価高騰へとつながっています。どこか風通しが悪く息のつまりそうな日本経済の中、電気等の急騰も続いています。
どうしてこんなに電気代が上がるのでしょうか。
温暖化、ウクライナ危機、化石燃料の値上がり等、様々な原因があるようです。
2015年のパリ協定で気温が今までより、1.5度上げないことを目標としたが、今のペースでいくと2030年には超えてしまうそうです。
アイスランドなどでも氷河が溶けつつあり、海水温度が上がるとサンゴ礁に影響を与え海の生態系が崩れます。近き将来 美味しいお寿司を味わえなくなるかもしれません。
暴風雨や干ばつ、森林火災などが世界のあたらこちらで発生し、日本も決して対岸の火事ではありません。
二酸化炭素の排出による気温上昇を防がなくてはなりません。
そんな中こんな記事を読みました。   2022年に新築物省エネ法が制定され、日本のエネルギー改革に大きな期待がもてそうなことを知りました。
断熱材を取り入れることによりエコハウス化はエネルギー削減に多大な効果があるとのことです。
今年は桜の開花がひと月早く、今年の夏はエルニーニョ現象で気温が上がると予想されます。頭の痛いところです。何もしないで見ているだけでなく、人間はたくさんの知恵を使い問題を切り開いてきました。食料問題、エネルギー問題等の改善を期待したいと思います。
そんなことには頓着なく自然は美しく、若葉の緑は私達にエネルギーを与えてくれます。
爽やかな心と元気をおくってくれます。このさわやかな季節に自然の中へ足を向けてみませんか。ちょっぴり贅沢で幸せな気分になれますよ。

2023年5月1日

絵本の安らぎ

 伊豆の河津桜は川岸をピンクにそめ、菜の花の黄色と共に春はやってきました。
例年にない人出に、私達の心も華やぎます。
 そんな中 トルコ・シリアで大地震がおこり多くの犠牲者がでました。   倒壊ビルの下から救い出された幼児を見た時、胸が締め付けられる思いがしました。
ウクライナ戦争も一年が過ぎ出口が見つかりません。コロナも完全におさまっていません。
異常気象や生態系の変化は世界各地で現れ、私達の生活に襲いかかってきています。   日本もエネルギーや物価の高騰が始まりました。
明るいニュースが欲しいものです。
  以前    「風の電話」 という絵本を読む機会がありました。   東北の 3 、11 大地震後、岩手県のある方の庭に電話線のない電話ボックスが置かれました。それを基に、誰でも亡くなった人と話したい時にやってきて、電話で話しができる。という絵本です。
亡くなった人と話をしたい。人の生命の大切さを痛感しました。
残された人の心の傷~それでも生きていかなくてはならない。
また  「 風の電話」の絵本を思い出しました。
絵本は子供だけのものでなく、大人にとっても良いもので、短い話の中から、絵から何かを感じ取り、癒されたり安らぎを感じたりします。
    日本は少子高齢化が進み、結婚しても子供を持ちにくい環境にあります。少子化は日本の将来を暗くします。子供達の未来のためにも、安心して子育て、学費の問題など社会改革が必要なのでしょう。
ウクライナもトルコもアメリカも、中国、ロシアも、もちろん日本も子供は大切なんです。子供達を泣かせてはなりません。
子供達に絵本を読んで聞かせる、そんなささやかな至福の時間を大切にしたいと思います。
 これから桜前線が北上します。花々も咲きそろいます。悲しいニュースもありますが、たまには絵本を開いてみませんか。
現実とは違う世界へ導いてくれます。心が素直に綺麗になっていくのを感じます。大人が読む絵本も楽しいものです。 
2023年2月28日

「心豊かに~勝てないけど負けない年に」

 初日の出が湘南の海を耀かせ、2023年が始まりました。澄み切った空気、空、 光と風は身も心も一新の思いへと導き、思いを高めてくれます。    この美しい年明けの情景を未来の世代へ引き継いでいきたいと切に思います。
長びくコロナ禍、終わりの見えないウクライナ侵攻、そして世界を取りまく自然環境 の脅威。この不安定な世界情勢の中で、私達は心理的にも経済的にも疲弊してきています。
テレワークなど新しい生活スタイルが定着しつつある中で、人との対話、外出、旅行も増えはじめたのは、本当に嬉しいことです。
 社会が悪い、政府が悪いと批判ばかりしていても、気持ちは持ち上がりません。
夏目漱石の「表面をつくることは内部を改良する一種の方法である」   という言葉を思い出しました。
笑う門には福きたるというように、笑うという行為は最も簡単に、自分も相手も心をときほぐし快くさせてくれます。   
笑いは脳の活動を高める効果があります。  「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」  アメリカの心理学者の説ですが、笑うことは簡単で効果絶大なんです。
まず自分一人から、家庭、学校、社会から、この不安定な社会ではありますが意識を変えていきましょう。
夢や希望も100%とはいかなくても、心地よい社会をつくるため、自分が意識を変えましょう。自立した気持ちを持たないと生きていけない、 ある意味では、生きていくことは戦いなのかもしれません。これから先、歩いたことのない道を日本は歩くことになるかもしれません。
でも、あきらめたらそこでストップしてしまいます。あきらめない!   今の現状に「勝てないけど負けない」   そんな覚悟が必要なのかもしれません。
   計画したことや思いは全部かなわなくても、小さな成功体験を重ね、6 ~ 7 割できたら満点。そう思うと気持ちが楽になれます。  いろいろな生き方も認め合い、人間性を失わない、飛躍した日本を今年は期待したいと思います。
暖冬のせいでしょうか、もう梅の花が顔を見せてくれています。春はそこまで来ています。
ハートランドは今年も皆様の気持ちに寄り添い、共に歩いていきたいと思っています。
2023年1月5日

一つしかない地球

 木々の葉が色づき、イチョウの黄絨毯はコロナかを忘れ、自然の美しさは心を柔らかくしてくれます。
全国支援等で旅行する方々もふえ、日常の生活を取り戻したかのように見えますが、以前のようにスッキリした気持ちですごせる日が待ち遠しいものです。
 そんな中、自然が猛威をふるい異常気象ニュースが各国より届いています。
北米では山火事が、ヨーロッパでも熱波による被害、中国では河川が干上がリ、アフリカでも干ばつや山火事が続いたとか、、、
パキスタンでは3分の1が水没し、人々は家を失い3300万人が被害をうけ、30万人がマラリアなどの感染症になったそうです。
パラオやメキシコでも海面上昇により、陸地や町が水没の危機にひんしているようです。
最近ではトンガの海底噴火により大量の水蒸気が発生し、温暖化をさらに加速し世界の異常気象に影響を与えているそうです
2050年には氷河の3分の1が消滅してしまうとか。
日本もどうなってしまうのでしょうか。
  なぜ地球はこのように暴走し異常気象になってしまったのでしょうか。
荒廃や破壊の原因の多くは地球温暖化にあるようです。   11月にはエジプトでCOP27が開催され、世界各国が温室効果ガス削減を実践し、気温上昇を「1.5度C目標」 に合意したそうです。
そこには経済優先主義の先進国が原因を作り出した温暖化により、途上国がつけを払っているように被害をうける。国の格差がみられます。
また気候変動は生物にも危機を与え、それは人類の危機にもつながるのではないでしょうか。私達の日々の生活に悪影響を与え、電気代高騰にもつながります。
  それなのにロシアによるウクライナ侵攻はすでに9カ月が過ぎましたが、未だ終焉をみません。    戦争は地球の大切な自然も生物も、そして人間の心も壊してしまいます。    かつての戦争下でも多くの  PTSDに苦しむ人々をうんだそうです。
人々の心の底をたたいてみたら、なぜか皆  悲しい音が聞こえてくるのではないでしょうか。
これ以上  地球の自然が壊れないように、人間の心が傷つかぬよう願いたい。戦争なんてしている場合ではありません。
地球上の人間が、今  一丸となり  地球温暖化を防ぐため、希望と夢を持てる社会になれるよう   協力してほしいと思います。行政はもとより、個人の生活形態の努力も大切と考えます。
末永く、春には桜を、秋には紅葉をみようではありませんか。       

錦秋の候

天高く空は澄みわたり、爽やかな風に誘われて、郊外へと足をのばしたくなる季節です。秋といえば実りの季節。葡萄、梨、栗、いも堀、キノコがりなど、楽しみがいっぱいです。澄みきった空気に心がとても静かになる秋です。日本は四季に恵まれ、秋の紅葉は、それはそれは素晴らしい色彩を、私達に見せてくれます。本当に自然の恵です。
近郊の野辺山歩きでも、秋桜、黄色の野菊、青紫の竜胆にあいます。暗紅色のわれもこうを見つけると、秋だなあ~と感じます。一つ一つの花はおとなしく、地味であっても野の一面に咲きそろっている景色は美しく、日本人であって良かったなどと、大げさに感動してしまいます。花の野原「花野」という美しい言葉は秋の季語だそうです。
秋の七草や、萩「紅萩・白萩」も小さな花ではありますが、風情のあるものです。今の時代は花見といえば、桜ですが、大昔は「春は梅」 「秋は萩」だったそうです。花は春だけでなく、秋も落ち着いた心にしみる美しさがあるのです。「万葉集」など歌の世界でも「萩の花」は多くとりあげられ、よまれた160種以上の植物のうち、最も多くよまれた、万葉を代表する花だったようです。山も秋が深まり、真紅、黄、茶、橙色と色とりどりに染めあげられていきます。日本各地でも、紅葉シーズンとなり、錦とおりなす山々は、たとえようもない美しい情景です。京都奈良の真紅の紅葉は美しく、都内でも、小石川後楽園や六義園、八方園など紅葉の名所がたくさんあります。
自然は私達に美しい景色を見せてくれますが、大自然の脅威も感じます。
地球規模で温暖化が進んだり、日本においても地震や噴火などの怖さがあります。大自然の脅威と、自然の美しさ恵と共存の中、私達は生きています。明日何がおこるかわかりません。
しかし、ローマの詩人、マルティアリスいわく、「過ぎ去った日々を楽しめる人は、人生を2倍楽しんでいる」と。今日を思いっきり生きて楽しめば、明日になった時に2倍楽しくなるという言葉だそうです。
さぁ~今日一日を大切に、精一杯生きて楽しみましょう。その積み重ねが幸せに続くように、、、、 
今回は昔、秋に考えたことを掲載しました。
 
2022年晩秋

「新しい明日はいつ」

季節が変わる、時代が変わる~昨日と同じ日が来ないことを、明日なにが起こるかわからない。そんな思いを感じとっている方も多いことでしょう。
ウクライナ戦争はすでに半年が過ぎました。民間人が5500人死亡と記事にはありますが、実際ははるかに多く両国の兵士死亡者は何万にもなっているそうです。
いつ終わるか、見通しのつかない復興、母国から脱出した人々は14万人を越えたそうです。断ちがたい望郷の念、新しい土地での生活どんなに多難なことでしょう。 戦争は自然や経済的なことだけでなく、人の心も壊してしまいます。
もう対岸の火事でなくなりました。戦争下での核問題も取り上げられています。
NPT(191カ国が参加) 核兵器不拡散条約も過日、残念なことにロシアの反対で採択されませんでした。
そして気象温暖化問題、日本も今年の夏は猛暑でした、7月には英国でも40度を越えたそうです。世界中から洪水、干ばつ、山火事のニュースが飛びこんできました。中国では干ばつで川底から第二次世界大戦中に沈んだドイツ人軍の軍艦の残骸が見つかったり、長江では600万年前の仏像遺跡がみつかったそうです。
また氷河が溶け、墜落した飛行機も見つかったそうです。
人間の生命にかかわる気象非常事態は、日々の食品高騰にもつながります。
2050年までに温室効果ガスゼロ社会を目標設定がありますが、現実には気候変動が招く不平等があることを知りました。
「世界不平等レポート22年版」 では世界の富裕層上位10%が排出する二酸化炭素の総排出量は47、6 %で約半分。
下位50%の人口の排出量は12%とか。 先進国の富裕層や中間層は快適な生活を送っているが、途上国や貧困層は困窮し命すらあやうい現状です。考えさせられてしまいます。
政治の力に期待したいところですが、最近のニュースで政治について不思議であった、いくつかの点が線につながりました。若者達が政治離れをしないことを願います。
生活しにくい現実ですがこの現状に悲嘆したり、怒りを引きずってはいけないと思います。
暗闇の中でも、ただ下を向いて過ごすのではなく、自然や社会と関わりをもち、何かを見つけたり学びなおしたりしてみませんか。
自分の範囲での目標設定をもち、夢中になれる何かを見つけてみませんか。
ちょっぴり人生豊かになりますよ。
そして平和と平安の日々がくることを待ちましょう。
(2022年8月31日)

くちなしの花

 ふり返ると、くちなしの良い香りがあたりをつつんでいます。不思議に魅了される花の香りです。例年にない猛暑のせいか、白い花も心なしか疲れて見えます。
コロナ禍で自由が奪われました、そしてあってはならぬ戦争、猛暑~どうなっているのでしょう。
中国やインドでは大洪水、米国ではハリケーン、スペインでは山火事、、、気候変動による影響は各国に猛威を振るっています。
海面上昇は、過去100年で19センチも上昇したそうです。
G7によって2023年からは脱炭素に向けた 「気象クラブ」 を設立するそうです。
私達は地球を少しでもクリーンにし、温暖化を防止してほしいと願うところです。そんな中、ロシアがドイツや他国向けの天然ガス輸出を削減したことにより、また石炭火力を稼働させることになるのでしょうか。地球規模で脱炭素を進めなければ意味がなくなります。
そしてロシアのウクライナ侵攻により、小麦の大産地からの穀物輸送が滞り、食品高につながっています。
  戦争は敵を倒して勝者になっても、失うものが多すぎます。多くの死者が出ます。豊かな大地も自然も破壊されてしまいます。そして残された人々の心にも傷を残します。経済的にも各国への波紋が広がっています。
見るに耐えられない戦争のニュース~戦争終結の策は見えてきません。
生きにくい現在、私達は諦めるしかないのでしょうか。一人の努力では限界があります。政治は生活と直結していますが、現実はどうでしょうか。
子どもや孫世代の日本はどうなるのでしょうか。
賃金は上がらないのに、物価高、エネルギー高となっています。円高の影響も大です。
   不安はつきませんが、「世の中はどこかでつながっている~見えない所で心もつながっている」    と信じたいですね。
「ついてない~嫌な世の中だ~」  という気分で、一日を過ごすのはもったいないですね。悪いことも、よいことも長くは続きません。
   ちょっと見かたを変えて、気持ちを切り替えてみませんか。自分で明るい自分を探してみませんか。
小さな楽しみを見つけ、平凡でも楽しい日々を重ねていけたらよいですね。
海開き、山開きもはじまりました。安全を守り旅行にも行けるようになりました。
元には戻れませんが、次のステップへの充電期と考え、諦めず穏やかな日々がくるのを待ちましょう。
   「過去と他人は変えられません。 未来と自分は変えられます!」
水分補給を忘れず暑さを乗り切りましょう。
(2022年7月1日)

平和への願い(イマジンを聴いて)

春の花々が咲きそろい、自然は何もなかったように新緑の美しさをほこっています。5月のそよ風がほほを撫でていきます。
   本来なら新入生や新入社員達は新しい門出に胸をふくらませている頃です。しかし、世界は混乱の渦の中にあります。
 世界が協力し一つとなり、コロナ収束にあたらなければならない時に、ロシアはウクライナへ軍事侵攻して2カ月がすぎました。
ニュースの動画を直視できない、町の崩壊、女性や子どもまで犠牲になっています。強い国が弱い国へ侵攻し多くの犠牲者を出す~21世紀とは思えません。
暴力に暴力で立ち向かえば、暴力の連鎖になります。(これは戦争だけでなく私達の日常生活においても同じですが)
戦争は罪のない多くの人々の残酷な死や、子ども達の未来まで奪ってしまいます。徹底抗戦がもたらすものは、多くの市民の犠牲です。
人の上下はありません。人間の生命は何にも代えられない尊いものです。
国際政治には裏や表があるかもしれませんが、世界の国々が一致して、一刻も早く和平に向けての停戦協議が必要と思います。
   こんな時、ビートルズのイマジンの曲が懐かしくなります。  戦争や紛争、テロなど世界が混乱で揺らぐたびに歌い継がれているそうです。   曲ができて50年もたっています、、、 「想像してみて」     「人を憎むことは無意味なんだよ~」  人間が願う「平和や人類の愛」   は時を越え変わらないのでしょう。
世界は他国と戦うのではなく、一つになって安全な地球や、平和な世界をめざして戦うべきでしょう。
   もし本当に世の中に「正負の法則」 があるなら、早くコロナが収束し戦争も終わり、正の法則の世界が訪れてほしいと願います。
コロナ禍で戦争~汚れた空気を吸っているような世の中、物価も高騰し生活することも、精神的にも大変な時です。
こんな状況下ですが(~外から光がみられない。それなら自分の中から光を見つけていきましょう~)
笑顔を忘れず、冷静に客観視して過ごすことも大切と思います。  暗いニュースの続く中ですが、幸せな日が待っている。未来がある。夢を諦めないでほしいと思います。
     私達ハートランドは横浜みなとみらいの地に誕生し、20年をむかえることができました。地道に続けてこられましたのも、講座に参加して下さった方々、ご協力ご支援いただきました皆様のお心に感謝申し上げます。
今後も皆様と共に歩いて行きたいと思っています。

ペットの癒し

 
 早春の散歩道には紅白の梅が咲きそろい、早咲きの桜も顔を見せはじめました。
春はやってきているのに、長びくコロナ禍で自由が奪われ窮屈な生活を強いらレている日々です。
ウクライナ問題や日本経済の落ち込み、暗いニュースが多い中、早く明るいニュースが欲しいものです。
 誰が決めたか2 月 22 日は猫の日だそうです。各国でも猫の日があるそうでおどろきです。TVや雑誌でも猫ブームが盛んでコロナ以前より飼う人が24%アップし、経済効果は2兆円にのぼるそうです。
2015年ころよりネコノミクスとよばれる言葉まで使われ、現在は犬よりも猫の数が増加しているそうです。
猫は媚をうらず、自己中ですが散歩させることもなく飼育もしやすい点に人気が出たのでしょう。
時として本やパソコンの上に乗り邪魔をします。  飼い主としてはそれも可愛いのでしょう。
日本も老齢化が進み四人に一人が独居生活とか。犬や猫などのペットをパートナーとして家族の一員として大切にし、ペットとの会話、世話、肌の温もり~言葉にはできない癒しとなっているのでしょう。
介護施設でも犬との接触で皆様の顔が明るくなるそうです。
そして作家と猫はよく似合いますね。程よい距離がよいのでしょうか。
夏目漱石、向田邦子  多くの作家が猫を愛しました。養老先生のまるちゃん、TVでも作家と猫の日常の収録番組が人気をよびました。
その反面、ネグレクトによる動物虐待も増えているようです。 飼い主のいない動物達の保護活動も大切です。  そして  ペットを飼うなら最後まで責任を持って見守る心構えも重要と思います。
 欧米ではオフィスに自分の家族の写真を飾ってあるのを見たことがありますが、それは怒りから気をそらすため~と聞いたことがあります。それも一つあるでしょう。  可愛い子どもやペットの写真をみると気持ちが落ち着きます。  怒りや不満の感情を受け流す効果があるのでしょうか。
世の中の煩雑さなど関係なく、猫は居心地の良い自分がご機嫌になる処を知っていて~寝ています。
ペットを見ていると穏やかな平和な気持ちになるから不思議です。
コロナ禍でこういう時だからこそ、見えないものが見えてきます。何か失った時その尊さに気づくでしょう。   怒りや不満を言い続けるより、自分の気持ちの切り替えが必要でしょう。
気持ちのバランスをはかりながら~楽しいことを選び出し小さな幸せを感じましょう。そして自分をご機嫌な状態に保ちましょう。
 スヌーピーの名言ではありませんが、「配られたカードで勝負するしかないさ」   そのとおりかもしれません。
自分の力でどう頑張っても、逆らってもどうにもならないことがあります。
今   このカードの中で自分流に勝負し、猫を横目で見ながら生きていくのもよいかもしれません。

  本当の豊かさとは何か

ハートランドのある横浜みなとみらいの海に朝日が昇り、静かな年が明けました。    2022年の幕開けです。
新年の手帳に「今年の思い」 はなんと書かれたでしょうか。
長びくコロナ禍で私達の生活は自由が奪われました。何でもない平穏な日常の大切さ、人との交わりの大切さ等、たくさんの「気づき」がありました。
 また世界各地で自然災害も多発し、日本においても地震や水害の怖さがあります。   経済も変化し、時代の大きな転換期となってきました。 そして人々の生き方や心の持ち方も変化してきました。
 自分にとって真の豊かさとは何でしょうか。
今まではよい学校へ行き、よい職につき、たくさんの収入を手に入れる~それが幸せの近道のように思われてきました。しかし人間の価値観や生き方は変化してきています。
それだけが人間の豊かさでしょうか。
人は皆、価値観や思いは違うと思います。お金は必要ですが、お金だけでは幸せは買えません。
自分に合った社会参加をし、話せる人がいて、病や老いとも上手に共存してすごす。 明るく心穏やかに生活する大切さ。
~あなたの豊かさとは何でしょうか。本来の人間の姿、生き方とは何でしょうか。一度立ち止まり考えてみませんか。
 人生には 3度「まさか」 という坂にであうと言われてますが、コロナという大きな坂に出あうとは誰も想像しなかったでしょう。
出口が見つからない昨今、「時薬」ということばを目にしました。
自分の努力だけでは、どうしても変えられない~そんな時は受けとめて、そのことにとらわれ過ぎず、時が過ぎるのを待つ。時が癒やしてくれます。
何でも一生懸命になりすぎると窮屈になります。100点とれたら ラッキー!  50点でもいいじゃない。こんな時はのんびりいきましょう。      イライラしたらゆっくり腹式呼吸しましょう。落ち着きます。仕事でも人間関係でも  疲れたらその状態から一時避難、離れて散歩にでも行きましょう。
時が解決してくれる「時薬」も必要かもしれません。
このような時代、明日 何がおこるかわかりません。だからいつ終わりになっても後悔が少ないように、一日一日を大切に過ごせたらよいですね。    人生最後に私の人生   「けっこう楽しかった!ありがとう」  といえたら最高!!
今年も心を整え、ポジティブな言葉をたくさん使い
「笑いましょう」  そしてお部屋に「お花」 を飾りましょう。免疫力あがります。
「笑う門には福きたる」 です。 何かの理由をつけて、先延ばしにしたり諦めたりしないで、いくつになっても好奇心をもち、自分に合った何かを見つけ、トライしていきましょう。
幸せは自分の中にあり、自分で作るものかもしれませんね。
今年も皆様と共に、ハートランドスタッフ一同歩いて行きたいと願っています。

 

紅葉が美しい頃となりました。山はすっかり秋色に染まっています。美しい自然ですが、世界各地で異常気象が見られています。
北米やギリシャの極端な熱波。ドイツ、中国では深刻な水害などが見られます。
氷河の溶解による海面上昇、干ばつや山火事~もう対岸の火事ではありません。
日本でも夏の高温、ゲリラ雨などが多発し、私達の生活に多大な影響を与えています。
 そんな中、秋には気象学者の真鍋淑郎氏が ノーベル物理学賞を受賞されました。
温室効果ガス(CO2、メタン、フロンなど)が増えることにより、地球の気温が上昇することを理論的に証明し、世界の環境政策の道をつけられました。
1967年にはCO2の濃度が2倍になると地表付近の温度は2度あがる論文を出していたそうです。地球上の温度が上がると地球に布団をかぶせた用な状態 になるそうです。
温暖化は自然現象だけの結果ではなく、人間活動がもたらしたことにも原因があるそうです。
真壁氏の研究は、京都議定書やパリ協定など温暖化対策を進める基礎を作られたのでしょう。
 いままで私達は便利で経済優先の生活をしてきました。石油石炭の燃焼、森林伐採など自然破壊になることを繰り返してきました。身近な問題と感じませんでしたが、意識の改革が必要となりました。
 食品ロスやゴミの削減~小さな行動からはじめてみませんか。
買い物に行く時、メモして出かける。大まかに週の献立をたてておくと、バランスのよい食事ができ経済的。簡単に作れるメニューもたくさんあります。ゴミを減らすこともできます。
昔の「おばあさんの知恵」も参考になりますね。もう使い捨ての時代は終わりました。
コロナ禍で私達の生活は一変しました。明日なにがおこるかわかりません。
できる限りの準備をするに超したことはありませんが、個人の力では限界があります。官民連携で、世界的に本気で取り組まなくていけない時でしょう。
2030年までに温室効果ガス排出量が半減できたら改善されるとの意見もあります。    
コロナ禍になり生き方が変わりました。各自が努力することは大切ですが、人と競争ばかりしていると、心がなえてきます。何が一番大切なことか。  「人は人、自分は自分」  と考えると生きやすく楽になります。
 物やしがらみにとらわれず、美しい紅葉を見に、外に飛び出してみませんか。植物は優しい心をつれてきます。
2021年10月28日

 

SDGsとは

 虫の音も聞こえ、秋らしい風が吹いてきました。季節の変わりめですね。例年ならば、夏休みの思い出や新学期に思いをはせているところですが、出口の見えないトンネルのように~私達の生活は先が見えず自由を失ってしまいました。
 そして世界各地では、猛暑、大洪水、地震や山火事など地球規模の異変の日々に不安がつのります。   大自然の前では人間はあまりにも小さく、どうすることもできない現状です。
人間が経済優先に傲慢な行動をしたことへの神の怒りなのでしょうか。
 最近いろいろな場でSDGsという文字やバッチをした方をみます。SDGsとは何なのでしょうか。
簡単には「継続可能な開発目標」   2015年に国連で採決された「我々の世界を変革する~持続可能な開発のための2030アジェンダ 」  
2030年を目標にして、「誰一人取り残さない」    「変革」  この2つを目標の柱にしているそうです。
貧困や飢餓の撲滅、ジェンダー平等、海や陸の環境保全といった国連が達成をめざす17の目標と169のターゲットがあるそうです。今までの生活スタイルの延長線では、世界はもう持ちこたえられないと言われています。
 もう人ごとではなく、地球上の一人一人が、行政だけでなく自分 の身に置きかえて取り組まなくてはと思います。
身近なところから~フードロス、ゴミの軽減、エネルギーの変換、電気自動車の取り入れなどなど~意識改革が必要とされています。
各地の企業や団体もSDGsパートナーとして登録され、教育現場でも普及しているようです。
 コロナかで外出もままならず、不満や不安に押しつぶされそうになりますが、きっと出口は見えてきます。そして春にはお花見にいきましょう。
 そのためにも予測不能な事態を受け入れる糊代を用意しておく必要があるでしょう。時に応じて柔軟に、生活スタイルを組み換えて生きていく適応性が大切と考えます。   嘆いていてもはじまりません。過去の生活には戻りません。変革が必要とされています。
こんな時でも前向きに楽しい事を見つけましょう。意識を切り替えましょう。もう野山は秋のはじまりです。
2021年9月2日

穏やかな日々を

 変えられない現実をどう受けとめたらよいのか、 、 、不安というウィルスが不満や不安を世界中に広めていった中、2020オリンピックが開催されました。
一生懸命に長時間努力してきた選手達が頑張っている姿に、応援もし、感動もいただきました。
 しかし、コロナ感染者の数の増加は、今後どうなるか不安は拭い去れません。
コロナ感染だけでなく、今地球上におきている自然災害の数々~猛暑、豪雨、ハリケーン、地震などは必然なのでしょうか。人間が便利さを追求しすぎ、地球をないがしろにしてきたためでしょうか。地球は怒って牙をむき始めたのかもしれません。
 新聞の記事で、生命の歴史をみると「生き残ったのは強者ではなく変化に適応できた弱者のほうだった」  環境の変化に対応できなかった、ネアンデルタール人や恐竜は滅び、淘汰されていったと、ある大学教授が語っていました。
 今このコロナ感染かで、生活は一変し経済状態、人間関係も不安定になり出口が見つかりません。     文句を言って毒素をはき出すだけでなく、この状態下でも適応した生活を見いだし、前をみていく必要性を感じます。
しらけた顔していると笑顔の神様は通りすぎ、チャンスもやってきません。
30年前にはパソコン、スマホ、自動運転なども現在のように普及していませんでした。  日進月歩です。 これから30年もあっという間に変化していきます。
ピンチの時も後向きにならず、今少しじっと嵐のすぎさるのを待ちましょう。
TVの報道番組であるアフリカ人の方が「すべては神様がお決めになることです。だから私は何も心配していません。」と語っていました。確固たる認識に驚かされました。宗教に関係なく、このような考え方もあるのか~そんな考え方の中で穏やかな気持ちへと凪いていったのかも知れないと感じました。
一人の人間の一日には必ず 一人「その日の天使がついて来ると~」   そんな言葉を思い出し、コロナ菌を連れ去ってくれる天使が皆様におりてくることを願いつつ~暑い夏を乗り切りましょう。
2021年8月2日

 

「風の電話」

紫陽花の美しい季節になりました。ここ桜木町にも観光ゴンドラができ、楽しいスポットがまた一つふえました。近くにある風光明媚な江ノ島にも爽やかな風が吹いています。
しかし地球全体がコロナ収束の見通しがつかず、ベールに包まれたような~外出や行動が制限される日々が続いています。ワクチン接種も進んでいるようですが、医療関係の方々の大変さや困難に直面している人がたくさんいるのが現状です。私達に理解できるデータや数字が開示されぬまま、7月末にオリンピック開催が予定されています。   本当に大丈夫なのでしょうか。道理が通らない、この社会に私達は限界を感じています。  
時間はあるが、心のゆとりが喪失されバランスを崩している方も多いのではないでしょうか。
そんな中、ふと「風の電話」  のことを思い出しました。岩手県のある町の、草花や木々が茂る丘の上にあるそうです。3.11 大震災の後設置され、3万人を超える人々が訪れ、今は亡き人に想いを伝える電話です。  一方通行の電話ですが~失った人は帰らない、でも心はつながっていたい。過去を忘れるのではなく、大切にとっておきましょう。  悲嘆が続き会話も減ると五感が鈍っていきます。気持ちも萎えていきます。
でも 前を見て、今と未来を考えて自分の頭で考え行動してみましょう。
人には自然治癒力があります。返事のない電話でも、自分の気持ちを言葉に出す。亡くなった人に語り、つながっていることで自分自身と向き合う。そのことからも再生力が引き出されていくのでしょう。
コロナワクチンのこともオリンピック開催のことも本当のことはわかりません。将来のことも見えません。 そんな不安の中、万全対策をとったとしてもオリンピックは無事にすむのでしょうか。
命はたった一つなのです。大切でない命なんてありません。 経済のために人の命を犠牲にしてはなりません。何が一番大切なのか、もう一度冷静に考えてみませんか。
多くの人が「風の電話」 を訪れることがおきないように祈るのみです。
コロナの中でも寄り添う誰かがいる、助け合う、そんな社会であってほしいと願います。 

(2021年5月30日)

桜の木の下で思うこと

 桜はらはら桜色。優しく私達を 包んでくれる桜は、入学式入社式など門出にふさわしい花ですね。 今年は開花も早く、桜前線は北上中です。春の花~チューリップ、パンジーやディージー など公園は色とりどりの花が咲き誇っています。
静かにルールを守り、花との対話を楽しんではいかがでしょうか。
 自然や植物に触れると、自分を癒す力、自然治癒力や自然回復力を引き出す働きがあると言われています。
特に目からの情報は全体の85パーセントといわれ影響力が大きいのです。    色や形、また香りなどは五感を刺激し、私達に癒しとエネルギーを与えてくれます。
特に桜色(ピンクの効用)
      ・優しいおだやかな気持ちに、心を溶きほぐし和ませてくれます。
      ・幸せ願望の色、幸福
を与えてくれる色(結婚前の娘はピンク色が好きともいわれています)
       ・若返りの色~女性ホルモンのバランスを整えてくれる色  (シニアの女性もベッド周りに、ピンク色をおくとよい効果。冷え防止によいとか)
色にはいろいろと不思議な効用があります。
  また左脳の活動の多い現代、それに加えてコロナ禍のストレス~こんな時に花や色を楽しんだり、音楽や美術など右脳を使うと、頭の中でバランスが保たれ癒やしの効果があるといわれています。     ストレスがたまると身体にも悪影響が出てきます。気持ちが低下したり、背中が丸く前かがみで歩いている方がふえてきました。運動不足等で免疫力や抵抗力も低下しています。心と身体は密接につながっています。
100年に一度といわれる災難 コロナ禍で、これからどう生きていったらよいか。暗中模索の中、不安にかられる日々ですがストレスを少しでもへらし、その時に合った自分が楽になれる生き方を見つけるのも一つの方法かもしれません。
 人間はみな「自分独特の意識」 というフィルターを通して、外の世界をみています。~ねばならない。 とか自分を縛ることなく、心と身体が楽になる方法を見つけてみませんか。  一生のうちの2 ~ 3年は短いものです。
見方を変えると生き方も変わり楽になれます。
まずは自分のルーティンを整え、ライフスタイルの中に花や植物を取り入れてみませんか。静かな中で自分の声と向き合ってみましょう。
スマイル、スマイル   笑顔は空気感染します。そして「ありがとう」 をたくさん言いましょう。良いエネルギーの中で静かに曇の晴れるのを待ちましょう。
 (2021年4月2日)

春の訪れ

百年に一度というコロナ危機の中でも、自然は穏やかに春を告げてくれます。
紅白の梅も美しく咲きほこり、河津桜も優しい色合いを見せてくれています。
ワクチン接種も始まりましたが、まだまだ安心はできません。
飲食業、娯楽や観光業など様々な業種で、経済活動は破壊されつつあります。業種間の格差も拡がり、国際間においても不平等感が出てきています。
新型コロナ禍は、二つの世界大戦と世界恐慌に次ぐ近代史上、四番目の危機を世界景気にもたらしたそうです。 ある意味で「戦争」 なのかもしれません。
地球が暴走するかのように、温暖化,地震や山火事など自然災害もふえてきました。人間は便利さを求めすぎ経済優先に生きてきて、何が一番大切なのかを忘れてしまいました。そして神の怒りに触れてしまったのかという思いすらします。
長いホームスティ、オンラインでの仕事等でコロナ疲れが出てきていませんか。コロナは人との距離を遠ざけてしまいました。孤立感が強まっている方も多いと思います。シニアだけでなく若者の間でも、オンライン授業で学友とも交流できない。途中で辞めざるをえない人も~心の不調は自律神経の
乱れとなり、体の不調にもつながります。
肉体的な傷は見えますが、内面の心の傷は見えません。こうありたいという願望と現実のギャップ。自分の思うようにならない日常。
では少しでもストレスを少なく穏やかな日常を取り戻すには~
心の疲れを予防するには、心の騒がしさを休ませる必要があります。 自分の心や体の声に正直に向き合ってみませんか。あまり多くのことを考えこまず、情報は的確に大事なこと以外には振り回されない。考え過ぎない。今の今日の現実を大切に、ありのままを受けいれる。そして受容して受け流す。
変えられない現実を受けとめ、思考をコントロールする。 自分なりの方法をみつけ「あきらめる」 でなく受け流すことも大切かもしれません。
これからは花々が咲きほこる季節です。自然の中に飛び出して、木々の間に流れる風、音や香りを肌で感じてみませんか。癒しの効果があります。
有名な音楽家や作家も散歩好きな方が多く、その中で良いひらめきがあったとか。
簡単なリラックス方法の一つに呼吸瞑想があります。目を閉じ、鼻から4数えて息を吸い、口から静かに8数えて息を出す方法です。たった1分でもリラックスできます。コロナ禍で大変ですが、自分なりの方法をみつけ乗り切りましょう。自分に正直に、丁寧な生活の中にたくさんの発見もあります。
ワクチン接種も始まりました。花の香りをのせ、春はそこまでやってきています。 

(2021年3月1日)

2021年にむけて


新型コロナ禍で、皆それぞれの踏ん張り方で、乗りこえた2020年。不条理ともいえる悲しみや社会生活の中で、どう向き合っていったらよいか。出口がはっきり見えない中、新しい年が明けました。当たり前のように繰り返されていた季節、止まることなく流れるはずだった時間と生活。失われて知ったからこそ気づいた、平穏な日常と人と人との交流の大切さ。
あの時はよかった。元の生活に戻りたいと願っても、もう後戻りはできません。
日々は変化しています。
人生は一方通行なんです。
昨年の子どもが選んだ漢字1位は「笑」だったそうです。コロナ禍で柔軟に新しい楽しみや幸せを見つける子ども達の姿に、私達は元気をもらい未来の希望を感じました。
変化した生活や仕事の中で、個人も気持ちを切りかえ、自分にとって大切なもの、大切な人、大切な生活とは何なのかをじっくり考える時なのかもしれません。
コロナ禍で経済的にも精神的にも困難に直面しています。内面の苦しみや悲しみの傷は見えにくいものです。公的な相談所や心の内を話せる相談所もあります。一人で悩まないでほしいと思います。
つらい時、一日一日をどうしたら明るくポジティブに過ごせるか~目の前のささやかな幸せを見つけましょう。大それたことでなくてよいのです、気分転換をはかりましょう。うそでもいいから「笑顔」をつくってみましょう。笑顔は空気感染します。
コロナ禍であっても、小さな幸せを感じて生きるか、不幸な気持ちで生きるか自らが選択するのです。
前向きにこの特別な時間をどう使うか。自分を見直すために意味ある時間に使ったり、自分の引き出しを増やしたり~ゆったりと丁寧に生活したりするのもよいでしょう。
ネガティブに嫌だ嫌だと時間をとらえるかでは、これから先の人生に差が出てしまうでしょう。
厳しい時ではありますが、人には自然治癒力があります。人と会って話せない時、自分の本心をノートに書き出したりするのも、心の欠けた部分を埋め、自分自身のケアにもなります。
心をポジティブ思考に向け、やさしい笑顔で皆が寄り添い、一日も早い感染収束を願いたいと思います。
 
(2021年1月7日)

コロナ禍で猫に学ぶ

最近、猫人気が高まっています。猫番組も多くなり、猫カフェや猫駅長さんがいたり~この人気はどうしてなのでしょうか。猫は
・飼い主にいいなりにならずこびない。本当にマイペースです。
・警戒心も強く、人との距離感もほどほどにパーソナルスペースを上手にとっています。
・好奇心旺盛で家出が大好きです。
・そして綺麗好きです。
・自分に素直に、のんびりと気まぐれ、休む時は休む。見ているといつも寝ていて体力を蓄えています。
我が家のニャンコもこのとおり~本当にゆるい生き方です。不思議なことに猫といると癒され優しい気持ちになっていきます。ここにも人気の秘密があるのかもしれませんね。
 今年はコロナ禍で一年がすぎようとしています。ネガティブになりがちな日々、生きずらさを感じることも多いと思います。そんな中、この猫のゆるい生き方を見ていると何も人と同じ生き方、わくにはめられた生き方だけが人生ではないと感じてしまいます。  日本人は他人と同調していた方が安全な生き方という風潮がありましたが、社会は変化してきています。
世間が自分をどう思うかではなく「自分はどう生きたいのか」   自分を主体的に考え、ありのままの自分を見つめ、今この今を充実した瞬間を大切に生きていく。上記の猫の生き方、何かヒントになりそうな~
ゆるい生き方もこの時期は必要なのかもしれません。
社会も生き方も変化しています。
今の心や身体の状況をあるがままに受け入れる、マインドフルネスの考え方など
も、脳の活性化やストレスの軽減に役立ちます。心が軽くやわらかくなります。
この時期は春咲く草花を植える頃です。 冬の寒さを経験してこそ、春に美しい花を咲かせます。
チューリップの球根やパンジーなどを植え、花咲く時を待ちましょう。自然との会話も楽しいものです。ゆったり生活の中に小さな幸福感はたくさんあります。
考え方を切りかえると生き方も変えられます。
人生の中の一年や二年、猫に学んでゆるく生きてみるのもいかがでしょうか。
 (2020年12月2日)

不安の中の希望

 空高く気持ちの良い季節となりました。自然も美しく、ススキの穂が輝く箱根路も、秋まっさかりとなっていることでしょう。
コロナ禍で行動が制限されている中、10月からゴーツーキャンペーンも始まり、旅は行きたし~外食にも行きたし~でも怖さとの道連れです。
コロナ禍で具体的な不安でなくても、何かモヤモヤとした不安がつのります。不安は私達の成長と動きを麻痺させてしまいます。
不安とは何なのでしょうか。不安の原因にはいくつかのパターンがあります。
      :過去に対する不安~これは過去の体験の副産物ですが、過去にとらわれすぎて、今現在も不安の中にいます。しかし過去はかえられません。人間は失敗しながら生きていき、その失敗から学ぶことも多いようです。人に言いたくない過去の一つや二つあっても不思議ではないのです
アガサ・クリスティの本のセリフの中に  「後戻りはできない、人生は一方通行だから」   とありました。反省はしても、後悔ばかりしてクヨクヨするのでなくこれから先が大切なんだと思いましょう。
          :将来に対する不安~コロナ禍で生活も経済も一変し、これから先どうなるか、1年後10年後 先々の不安はつのります。目先のことを考えると不安になりますが、人生100年の内の1年くらい短いものです。
今は我慢の時かもしれません。    何でも100%を求めるのは無理があります。 80%で満点だと考えると少し気持ちが楽になります。まずは毎日を大切にしていきましょう。
             :孤独からの不安~人は大勢の中にいても孤独感はありますが、特に今はスティホームの方々も多く、高齢者の方々の問題点も目立ちはじめました。
仕事の形態も変わり、人と人の会話やふれあいの大切さが改めて見直されています。
          :存在の不安~多くの不安や悩みを抱えている現代人はたくさんいます。コロナ禍で経済情勢も厳しくなったり、生活が一変した人も多勢です。自分が壊れていくのではないか、自分は存在意味がないのではないかなど~自死者のニュースも飛び込んできます。
「公的な心の相談室」  も増えてきました。悩んで辛くなった時、扉をたたいて自分の気持ちを言葉に出してみましょう。   もしくはノートに自分の気持ちを書き出してみると、少し心の整理がみえてきます。苦しい時、一時でもその気持ちから離れて、散歩にでたり買い物に行ったり目先の行動を変えてみると、張り詰めていた気持ちは少し落ち着いていきます。
困った時に  SOSを出すのは恥ずかしいことではなく「助けてほしい」   と素直にいうことも大切です。出口が見つかり心がほぐれてきます。
この時期は子供も学生も、大人も高齢者もそれぞれに不安があります。  自分の心と身体に耳を傾けてみましょう。そしてこの時に合った生き方や方法を見つけ、順応していくことが大切だと思います。
穏やかな気持ちでいることは難しいかもしれません。 こんな時こそ人々が助け合っていきたいと思います。
今はできなくても楽しい目標を持ちましょう。家族と友と笑って夕ご飯をいただく~何でもない普通の幸福。大事ですね。秋の夕焼けはオレンジ色に輝いています。
(2020年10月2日)

新涼のころ


 残暑厳しきおり、虫の囁きがきこえる 頃となりました。もう里山ではトンボも飛びかい秋の気配です。
日本のリーダーの交代もあり、パンデミック下の中、日本は戦後最悪の経済状態に陥っているそうです。 コロナ感染拡大防止と共に経済の回復が待たれる時です。
テレワークの推進による働き方の変化、学び方の変化、私達の価値観にも変化がありました。    経済界のトップの方々がいうように「ピンチをチャンスに変える」  などと大それたことは言えませんが、落ち込んでばかりいられません。
コロナ禍という危機、この有事を私達はどう乗り越え生きていけばよいのか。環境適応していくことが大切なのかもしれません。
 ある保険会社が、コロナ禍で健康になった方々が増えたというデータを出しました。生活習慣が見直され、食生活の変化によるものも大きいとか。 外食が減り、料理を手作りする人が増えたためでしょうか。パンやお菓子作りをする人も増え、スーパーでは小麦粉などの材料が品薄になりました。手作りマスクを作る人も増え、手芸材料の会社や、DYI関連の会社は昨年度より売り上げが上昇したそうです。
これまでの何でも便利な使い捨て時代に「さよなら」  して、手間暇かけた丁寧な日常の楽しさに気がついたのでしょうか。ステイホームの日々に教えられたように思います。毎日が発見です。
しかしステイホームで運動不足になり、外に出られない、人とも会えないと心がしぼみがちです。
人生100年といわれてますが、「ピンピンコロリ」 と寿命を全うできる人は 10%だそうです。健康寿命を延ばし、楽しい日々を送るためのヒントは、筋肉をつくるたんぱく質をしっかりとり、筋肉トレーニングをすることだそうです。
最近では年金の支給日にサバ缶詰が売り切れるとか。食生活の大切さが見直されてきたのでしょう。
そして運動~そして人とのコミュニケーション~大切だと思います。
人と人との距離が離れても、心の距離が隔てられることがないよう、色々な方法でつないでいきましょう。
不自由な生活下ですが、医療体制の整備を早急に願いつつ、自由な生活がくることを「あきらめない」
後日   「コロナ禍の時は大変だったよね 」  と言える時まで、もう少し~

(2020年9月4日)

脱コロナ

新型コロナの中で第二波が不安視され、日常の耀きは失われ生活は一変しました。いつコロナから解放されるのでしょうか。
経験のないコロナ禍で、政府の危機対応 のかじ取りは大変なことと思います。世界、地球規模のコロナ禍で、一番何が大切で、何が必要とされているか優先順位が重要と思います。
命も経済の復活も、最大の課題です。
政府は総額200兆円を越す経済政策を打ち出しました。コロナ禍が長期化した時、膨大な借金という「負の遺産」  を次世代に残してしまう不安もあります。何が正論なのかわかりません。
 そんな中、こんな記事を読みました。   100年程前ガーナに一人の日本人博士が貢献しました。その後も多大な援助をし、現在は野口英世医学研究記念所となり、コロナ対策に素晴らしい成果を出しているそうです。
衛生状態も悪い中、検査と医療体制が整い、死亡者数も少ないそうです。 週に2万件の検査を無料で行い、遠隔地には、空飛ぶ無線飛行機を飛ばし検査をしているとのことです。
日本は世界でも先進国です。
大切な財源をコロナ感染拡大防止のため、検査や医療関係にも使ってほしいと切に思います。ゴーツーPCR検査!安心して、外食や旅行にも行きたいですね。見えない敵と戦うのは至難の技です。経験のない試練に、お気楽気分も少し我慢して、自分で自分を守る。そして周りの人達も守る。
精神的に我慢の限界もありますが、生活の仕方も経済状態も、もう昨日とは違います。気持ちを切り替え、新しい対応、生活の仕方、自分をご機嫌状態に持っていく方法-工夫が必要でしょう。
会いたい人に会えなくて、固くなった気持ちと身体、一輪の花を飾ってみませんか。心がほっとほぐれてきますよ。知恵を使い、会えなくても人とのコミュニケーションは大切になさって下さい。不自由な生活下、経済や医療関係を世界の皆様で支え合いましょう。そしてコロナとお別れする時を待ちましょう。




(2020年7月31日)

百年目に訪れたコロナという見えない敵、静かに身をひそめ、三密を守り自粛生活をしいられる毎日です。
当たり前に学校へ行く、仕事に行く、外出する不自由さに、日常の輝きを失いつつあります。
 一年で一番美しい季節、桜を見ることも、美しく咲き誇る花々も、青紅葉も見ることを制限されてしまいました。そんなステイホームの中、家庭でできる植物育てや、TVでは簡単料理番組、犬猫の癒し動画などに人気があるようです。   
室内にポトスなど緑を置いたり、切り花を飾るだけでも、フラワーセラピーの効果も高く、自らを癒す力があがります。
今までこんなに自分に使える時間があったでしょうか。自分にあった何かを見つけ、トライするのもよいかもしれませんね。
コロナが嫌だ、嫌だといって恐れていても、精神的によくありません。時が解決するのを上手に待つしかないのでは~
 ある学者の方が「生命の歴史をみると、生き残ったのは強者ではなく、変化に適応できる弱者の方でした。」 と。弱さゆえ集団性を強め、仲間が何を考えているか、想像する力を得た。想像は一人一人が異なり、その多様性が生き残りのカギとなったのでは、、、と言っています。
コロナの渦中、各国それぞれ国内でも対応力は違います。今後は、コロナを機に仕事の方法も、流通も生き方も変化の時となるでしょう。順応する生き方が必要とされるのでしょう。
そして心配なのは、在宅で孤立しがちな生活にならぬよう、内にこもらないよう、誰かと話しましょう。PCや、スマホも大変役にたっています。各市町村や、ボランティアなど相談所もたくさんあります。   
支え合い、学び合い、世界が助け合って打開策を早く見つけてほしいものです。
5 月29 日に、東京上空にブルーインパルスが白の6本の線を描き、医療従事者の皆様に感謝をこめ「ありがとう」とすばらしい飛行を見せてくれました。だいぶ前に、イタリアでも空軍による国旗3色のアクロバット飛行、コロナ渦で亡くなった方々への鎮魂と応援飛行の動画を見て感動を覚えました。
コロナ渦でとがった空気を各自がどう受けとめるか。どう対処していくか。withコロナ~どう折り合いをつけて生きていくか。
新緑は光をあび目映いほどに輝いています。
長い人生いろいろあります。時には慎重に、慎重な楽観主義になることも必要なのでしょうか。



(2020年6月3日)

コロナウィルス

 春は門出の希望の幕開け、桜を愛でる美しい季節です。思いがけない雪に花冷えの中、不要不急の外出自粛要請がでました。
1月の武漢の新型コロナウィルス感染症発生により、世界は見えない敵と戦うことになりました。マスクの奪い合い、トイレットペーパーやアルコール除菌剤は棚から無くなりました。
株の暴落、経済の低下、失業、学校休校など不安な思いを抱えての生活を強いられています。
 コロナウィルスはかつてのサーズやマーズと共に動物から由来するウィルスと考えられているようです。
人間史上、古代14Cに大流行した「ペスト」 は世界で1億人が死亡したそうです。また19181919 に世界的大流行した「スペインかぜ」  は日本においても38万人の死亡者がでたそうです。当時は医学的な対処にも限りがあり、流行を食い止めることができなかったそうです。
1970年 アフリカで流行したエボラ出血熱でも、繰り返しの流行で1万人以上が死亡した歴史があります。
対岸の火事ではありません。グローバル化がすすみ、コロナウィルスはヨーロッパ、アメリカ、アジア、アフリカへと広がり、国境を越えて感染、パンデミックとなってしまいました。
イタリアやスペインのニュースをみるたび心が痛みます。防御策として、手洗い、マスク、飛沫感染、濃厚接触、至近距離での会話をしない…外出自粛をしていても長期になると、コロナ疲れ、ストレスがたまってきます。
頭を切り替えて、在宅の過ごし方を変えてみませんか。日頃できなかった、家の整理、録画していた映画を見る、音楽を聴く、読みたかった読書、ガーデニングをする…麻雀の役を覚える将棋を覚える…気持ちを切り替えましょう。家族との会話もふえるでしょう。ネガティブな気持ちは横に置き、かけ放題でおしゃべりをしたり、お笑いをみたり、こんな時こそ笑顔とユーモアを忘れないでいましょう。
マスク不足のおり、こんな小さな記事を見つけました。滋賀県から中国へゴム手袋1万枚を贈ったところ、返礼に湖南省から2万枚のマスクと(唐の詩)が贈られてきたそうです。「万里離れていても友に遠近はない、隣にいる」   と。ホッコリする気持ちになりますね。
今、日本いえ世界が一つなりコロナウィルス感染症と戦っていく時でしょう。
諦めず、自覚無き感染源にならぬよう、しばらくは我慢の子、希望を持って明るいニュースを待ちましょう。



(2020年3月30日)

ネズミと猫

庭の水仙がふくらみはじめ、梅も咲き始めました。
温暖化のためか、今年は春花の顔が早く見られるようです。
今年は干支のスタートのネズミ年です。古来よりネズミが縁起のよい動物といわれ~七福神の大黒天の使者で食料を守る動物と考えられてきたことや、おおくにぬしのみことの危機をネズミが救ったという神話もあるそうです。
ネズミは生涯同じパートナーと暮らす習性があるようで、イギリスでは温かい家庭と子宝を願い、婚礼衣装を着たネズミのぬいぐるみをウェディングマウスとして贈るとか。幸せをよぶ動物達の中に、ネズミの大敵である猫もいます。最近は猫ブームとなり、猫グッズ、写真集、猫カフェ、猫店長など人気ものになっています。
家で飼われているペット数もここ二年連続で犬を抜いているそうです。
我が家にも5匹目の猫が家族の一員としております。自由気ままな猫は、風の匂いで雨を知り、花の香りで季節を感じる~人間様を「何でそんなに忙しいの、疲れてるの」 と横目で見ながら、気持ちよさそうに眠ってしまいます。思い通りにならない猫になぜか癒やされます。
イライラしたり疲れたら、まずはお茶タイム。体を癒してあげましょう。自分は「これでいいのよ~」 と自分を肯定し癒してあげたら、心が落ち着いて癒やされてきます。となりに猫がいたら最高。
猫といえば招き猫。豪徳寺の猫は有名で外国人の旅行者も数多く訪れるとか。金運や千客万来など幸運を招くといわれています。黒猫さえも困難を乗り越える力を与えてくれると考えられ、スイスでは「黒猫を家から追い出してはならない」という言い伝えがあるそうです。黒猫は魔物から守ってくれ、財産を運んでくると信じられているからだそうです。
現在の日本も黒猫に、新型コロナウィルスという魔物から守ってほしいものです。    ネズミや猫が縁起のよい動物と信じ、今年も穏やかな日々が続くことを願いつつ。、、、でもどうして猫年がないのでしょうね。
(2020年2月4日)

令和の日本

心静かに年が明け、心静かに本年の計をたてます。令和初めのお正月です。
令和の言葉の元となった万葉集、季節の移ろいや心の動きを歌に詠む~豊かさを感じる万葉集にあやかり、今年も平和で心の豊かさを感じる年であってほしいと願います。
また今年は、日本で2回目のオリンピックが開催されます。日本の新しい顔が世界から注目される年でもあります。
しかし日本は世界でストップ温暖化がさけばれる中、温暖化対策には後ろ向きと認定され、不名誉な「化石賞」を2度もおくられてしまいました。
 世界の温室効果ガスは2018年までの10年に毎年1.5%ほど増加したそうです。
 温暖化は気温上昇や海面上昇のほか、猛暑や豪雨の原因にもなり、生態系の変化にも影響をもたらすといわれています。
 日本政府は50年までに温室効果ガスを80%減らす方向性を示しましたが、今夏のオリンピックの猛暑や台風が心配されています。自然災害ばかりでなく、世界は変化し続けています。昨年末に、アフガニスタンで人道支援と復興に「誰も行かぬなら~」   と進んで世界平和のために貢献された中村哲ドクターが、銃弾に倒れたことはとても残念なことでした。
 住む家、毎日の食事、教育、仕事等があたり前にある生活が、有り難いと気付けば、幸福の度合いは高まるでしょう。
 私達の心の中に、毎日の生活が穏やかで平和に過ごせるよう、中村さんの想いが受け継がれていくことを切に思いました。
 今年も笑いを絶やさず、感謝を忘れず、自分にあったよりよい生き方を選び、今を今日を 確実に生きていきましょう。
 松下幸之助さんの書より 「万物は日に新た、人の営みもまた、天地とともに日に新たでなければならない」     立ち止まってはいけない。憂きことはしばしにとどめ、去り日の喜びは、これをさらに大きな喜びにかえよう。    「立ち止まってはならない。新鮮な気持ちを持ち続けよう~」    その言葉を思い出しました。

(2020年1月1日)

令和元年のしめくくり

今年も残り少なく、街にはクリスマスのイルミネーションが美しく輝く頃となりました。
天皇陛下の即位が行われました。     皇室行事「大嘗祭の儀」もおこなわれ、五穀豊穣、国家安泰を祈ったとされています。

日本の歴史の一部分を見た思いがいたしました。

核廃絶に向けて平和メッセージのミサが行われました。広島では原子力使用は犯罪であるとも語られれました。   暴力で事を解決しようとする者は、いずれ暴力でなぎ倒される~暴力では何も生まれないのです。ブーメランのように。「剣をとる者は剣で滅びる」   そんな言葉を思い出しました。
こちらが笑って挨拶すれば笑顔が返ってきます。

45の国が水害にあったそうです。 火災も多く、アマゾンの大火災は九州と同面積を焼きつくしたそうです。オーストラリア火災でも、コアラが女性により救出されたニュースがありました。
台風被害が多大で今なお大変なおもいをしている方々がおられます。そんな中、「桜を見る会」  に興じているのはいかがなものか、(功労者を招待)  いったい何をもって功績、功労なのか、、、もっと大切なことに力をそそいでほしいものです。
日本の将来も大丈夫であってほしいものです。
飲める人も飲めない人も、互いに労う忘年会でしめくくりたいと思います。令和元年にありがとう。     
(2019年12月5日)

向寒の候

今年は台風続きの秋でした。
被災された方、困難な状況にいらっしゃる方、また関係者の方々に心よりお見舞いを申し上げます。
晩秋の空に、柿が美しい美味しそうな実をたわわにつけています。暖かな日があったり寒くなったりと季節は行ったりきたりですが、街でもイチョウがそろそろ黄金色となり、青空にきらきらと輝きはじめています。
行楽の秋、思いきって好きな鞄に荷物を詰め、一人旅もいかがでしょうか。(複数の旅もよいですね)
知らない土地を旅していたら、もう一人の知らない自分を発見するかもしれません。一人遊びの始まりです。一人で喫茶店にはいり、誰にも気兼ねすることなくお茶をする。一人で食事をする。美術館も好きなだけ鑑賞できる。これがなかなか楽しいのです。
一人旅は、体力も知恵も使うし適度な緊張感もある。老若男女いろいろな人々と交わることもできるのです。人間は生まれる時も天国に召される時も一人です。たまには一人の練習です。
他人にしてもらうことに期待していると、不満がつのり、ガッカリすることが多いのです。できるだけ自立して生きていきたいものです。何にでもおもしろがって、興味津々、明るい笑顔の人には陽の匂いがして人が寄ってきます。
自分の動ける人生の持ち時間、意外と少ないかもしれません。今までやりたかったこと~さ~やってみましょう。待っていても誰も自分を幸福にしてくれません。なら、こちらから行きましょう。
皆で、時には一人で、楽しい貯金をたくさん積みませんか。(2019年11月2日)

地球温暖化

 山々は美しい紅葉の季節をむかえています。木々の葉に差しこむ光は、美しいグラデーションをより美しく、日本の四季の素晴らしさを感じる頃となりました。
 木々の香り、鳥の鳴き声、水のせせらぎ 、風のにおい、森の中に入ると生命の息吹の中に包まれ、安らかな気持ちになっていきます。しかし残念なことに、経済のため自然環境は壊され森は失われつつあります。
 過日、ニューヨークで開かれた国連の気候行動サミットで、77ヶ国が二酸化炭素排出量など温室効果ガスを、2050年には実質排出ゼロにするとし、2030年には45パーセント削減などと、削減目標がかかげられました。
しかし主要国の具体案はうすかったようです。国連本部で、スウェーデンの16才の少女が気候行動サミットの演説をしてニュースになりました。パリ協定においても、世界平均気温の上昇を2度未満に、可能なら15度未満に抑える。そしてすべての国が、温室効果ガス排出の自主的削減目標を提出したそうですが、現在の各国の目標を達成しても、約3度上昇してしまうそうです。
 今年の夏は酷暑でクーラーなしでは生活できませんでした。3度上昇したらどうなるのでしょうか。 日本においても電気自動車の普及も進んでいます。宮古島では島あげての太陽パネルを使用した、地産地消のエネルギー革命をしているそうです。3.11の未曾有の大災害、台風の被害など~水、電気、安全は当たり前の日常生活は一夜にして一変してしまいます。地球規模の変動に、人間は頭を切り替え知恵をつかい地球環境を守らなくてはいけない時なのでしょう。
 美しい日本の自然、文化、歴史、芸術、食べ物等すばらしい日本を世界に発信すると共に、地球温暖化防止、温室効果ガス削減について良い具体案を提示してほしいと思います。
 美しい日本の四季、すばらしい自然が、私達の子孫まで守られることを願いながら~。   (2019年10月3日)

再生する力

最近レジリエンスという言葉をよく目にすることがあります。もともと物理用語で「元に戻す。」の意からきたそうです。 人は病気、身近な人の死、災害や事故など、さまざまな困難にであうことがあります。そんなストレスやネガティブな気持ちから、再びたち上がる力、跳ね返す力、回復力。困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生きのびる力~と記されています。今ではビジネスにおけるセミナーや病院にはレジリエンス外来もあるそうです。人生には決して良い時ばかりではありません。山坂があります、人生には三度の坂があるとかいわれています。どうにもできない困難に立ち向かう時、ネガティブ思考に引きずられず、自分の思考,感情に気づき少しづつポジティブな行動に変化させていき、望ましい結果に導くよう変化させていく。むやみに恐怖から逃げず、少し楽観的に柔軟に物事を見つめる、自分に合った人生を想像してみましょう。そうするとまわりの景色が違って見えてきます。
三分前は過去です。過去にとらわれず、反省はしても後悔はしたくありませんね。今のつらい状況は永遠に続きません。「なるようにしかならない。バタバタしてもどうにもならない時もあります。」無理やりポジティブになりなさいと言われてもなれない時もあり、心にふたをしてしまう時もあります。そして時間が解決してくれることもあります。
ストレスと向き合い、自分の心の声に逆らわず「自分は自分でいいんだ」 という自己肯定感の大切さに気がつくことも大切だと思います。気持ちが落ち込んでも、元にもどっていくレジリエンスを自分の思いで高める。そして社会的サポートや他の人々との信頼関係を築くことも必要でしょう。自分ののびしろで、人それぞれ自分に合った人生を楽しむ「余力」が必要なのかもしれません。酷暑の夏を乗り越えた身体も再生の時ですね。心も身体も元気で過ごしましょう。何でもない穏やかな今日に感謝!   (2019年9月1日)

 

夏祭り

八月は、全国各地で花火大会や、お祭りが盛大におこなわれます。  古来の感謝や祈り宗教的な意義から、現代では世俗化してきましたが、今年も夏祭りは各地で開催されています。
今年は梅雨が長く、太陽が待ち遠しく感じられました。
ここで相模原市の小さな町の、盛大なお祭りを紹介します。「東林間サマーわぁ!ニバル」
本場徳島をはじめ、大和、高円寺、静岡、埼玉、遠く硫黄島から多数の   「連」  の応援を受け   「阿波踊り」  が(ヤットセー)  の掛け声と共に、2日間小さな町の夜は熱気の渦に 包まれます。
信じられない人    人    人に驚くばかり。今年で28回目毎年盛大になっています。
地元の6つの「連」  が  8 つの会場で子供から、大人まで一糸乱れぬ迫力のある踊りに圧倒されます。地元中学生ボランティア協力、東北地方支援活動など、町が阿波踊りを通し、一つの「和 」に包まれていました。
日本各地の花火大会や祭り、、、これからの観光日本の一役をになっていくことでしょう。そして祭りには、感謝や祈りと共に人間の「生きる力」  が根底にあるのではないでしょうか。
夏を満喫、各地の夏祭り~元気をいただきにさあ~行きましょう。(2019年7月29日)

 

幸せホルモンをふやしましょう

最近ちょっと目につくことがあります。電車に乗るとほとんどの人々はスマホに夢中。町を歩くと高齢者の方々が増えたこと~少子高齢化が進み、車の事故も増加しています。でも誰でも平等に年はとります。そして日々、世の中は変化しています。
10年前とはコミュニケーション方法も変わり、消費スタイル、流通スタイルも変化してきました。
 私達の脳には、心を幸せにするいくつかの神経伝達物質 (脳内ホルモンがあるそうです。
 生きる意欲をつくるホルモン「ドパミン」    快感やときめきを感じる時、多量に分泌され、(感謝)(ありがとう)   などの感情もドパミンを促すそうです。
リラックスホルモンに「セロトニン」   集中力を向上させ、精神を安定させるそうです。
ストレスを抑制する  「オキシトシン」 、 、 、幸せホルモン、恋愛ホルモン、抱擁ホルモン、思いやりホルモン、癒しのホルモンなどとも呼ばれています。ふやす方法として、家族の団欒やおしゃべり、マッサージ、ペットとのふれ合いなどでも分泌され、医学的にも解ってきているようです。
 現代社会はストレスも多く、オキシトシン不足といわれています。ストレスは脳内にあるあらゆるホルモンの活動性を低下するそうです。オキシトシンが不足は、うつ病の増加の要因の一つだともいわれています。
 最近、心のバランスをくずし凶悪な事件がニュースを騒がせています。コミュニケーション方法も変化しています。なんか日本の将来はどこに向かっているか心配になってしまいます。
すこしでも、心に幸福感を保つよう、心のときめき~セロトニンをふやし、楽しく過ごしたいですね。
まずは美しいお花でも見に行きましょうか。(2019年6月8日)

 

令和の幕開け

元号が代わりました。日本の初元号は 大化改新の「大化」 とされ、それ以来元号は続き、令和で248となったそうです。
天皇の代替わりの他、天災や疫病などでも変更された歴史があるそうです。 1868年明治改元の際に、一人の天皇の治世に一つの元号(一世一元) が岩倉具視により打ち出され、1979年に元号法が成立されました。
「慶祝」 ムードの中、改めて天皇制の歩みや元号について知ることができました。自然豊かな皇居内、ステキなティアラやドレスを拝見することができました。
平成は終わりましたが、日々の生活は続いています。
平成は経済的問題や 天災被害など多くの問題を残しました。PCやスマホの普及で人間のコミュニケーションの方法も変化してきました。時は流れていきます。海外からも和食、日本のアニメや漫画が注目されています。観光客の伸び率も世界1位だそうです。2020年にはオリンピックも開催され、多くの外国人をお招きすることとなるでしょう。少子高齢化が進む中、多様な価値観や生き方考え方に共創し、令和の時代が平和で明るく希望にあふれた時代になるよう、皆様が願っていることと思います。(2019年5月3日)

 

 新しい出発の時

 
春光をあび、桜前線が北上中です。花々が咲きほこり春爛漫です。  春は皆が生き生きと事の始まりを期待しているような季節です。
 万葉集の梅のうたより引用された、新元号「令和」  も発表されました。
日本には四季折々の美しさや文化歴史があり、すばらしい国だと改めて思います。明るく希望にみちた未来ある日本であってほしいと願います。平成の元号発表から30年がたちました、いろいろな出来事がありました。   バブル崩壊、リーマンショック、大震災、IT革命など…平成の時代で大きな変化がありました。大型デパートも縮小し、消費も流通も変わりました。
少子高齢化が進み人口減の日本、電車に乗ればスマホ片手の人々が多く、生き方もコミュニケーション方法も変わりました。
  旧約聖書の中にこんな言葉があります。「すべてのわざには時がある」  ~すべての物事にはおこるタイミングや時がある~
そして時は変化していきます。その時々、各人の年齢においても人生観は変化していきます。
令和  ~ 新元号出発の時、これから30年後にはどんな社会、日本になっているでしょうか。電気やインターネットと同じように 、AIをつかう時代が来るでしょう。想像できない時代になっているかもしれません。どんな時代になっても失敗しても、粘り強く生きる力を養い、人とのコミュニケーション力を大切に 「その時」  にあった、自然体で自己肯定感をもった自分でありたいと思います。それぞれの花、世界で一つの花でありたいと思います。
現代のお花見(桜) は新元号をお祝いするかのように咲きほこっています。観光国へ変化していく時、日本には素晴らしい自然、文化歴史、人間力があることを、新元号をとおし、改めて認識しました。
桜色の花びらは万葉集の世界へいざなってくれているようです。(2019年4月1日)

 

ハートランド共同代表    志岐恵華

アサーティブと傾聴をベースにした参加型の講座です。毎回テーマに沿ってお話をしたりワークをしたりしながら、ゆっくりとアサーティブを身につけていきます。安心できる場で参加者同士が日々の悩みなどを共有し、アサーティブな解決法を探していきます。アサーティブを学ぶことで心と身体を大切にケアできる、そんな自分を目指して一歩一歩進んでいきましょう。

 
2024年11月1日・12月6日・2025年1月10日
※変更することもあります。お問い合わせください。
10:30-12:30(120分)
受講料:4,000円(全1回分)

 
 
対 象:女性
会 場:横浜ワールドポーターズ6F 
NPOスクエア内ハートランド教室(またはNPO共有スペース)
講 師:有野享子(AHC代表)
備 考:随時参加者を募集しています。
参加回数は自由ですので、お気軽にご参加ください。
 

 
 

 

―前向き子育てプログラム 参加者募集―
トリプルP(Positive Parenting Program )で
楽しく過ごす子育てのコツ 
 
  「子育てって大変・・・・」「こんな悩みは私だけ?」
誰もが持っている子育ての悩み
ちょっとした方法や技術を学ぶことで、子どもとの関わりを良い方向に
変えることができます
 
★参加者の声から
分かりやすくて具体的で実践的でした。
家の中が平和になりました。
子どもへの教え方のコツがわかりました。
上の子が小さい時に受講しておけばよかった。‥
 
≪ZOOMでの開催です≫
◆Triple  Pー前向き子育てプログラム~体験講座◆

日程:7月6日(セミナー1)・8月31日(セミナー2)
   9月14日(セミナー3)土曜日
時間:午前10時~12時 
セミナー(1~3)の3日間全てを受講されても、セミナー1、2、3、いずれか1回のみでも2回のみでも受けられます。
受講料: 2時間3500円(各回) 2回の場合7,000円、3回の場合10,500円
教材費 (送料込) 500円 別途
対象:12歳以下のお子様をお持ちの保護者様

 

≪ZOOMでの開催です≫
◆前向き子育てプログラムートリプルPの子育てセミナー8回コース◆
受講料:30,000円(全8回分)
 
 
 
トリプルP  (前向き 子育てプログラム)とは 
オーストラリア・クイーンズランド大学で研究開発され、世界25カ国で実施されている認知行動療法に基づく子育て方法です。 対象は、子どもたちを育てている保護者の皆様。子どもの年齢は、1歳ぐらいから12歳ぐらいまで。 2歳児のイヤイヤや、毎日の兄弟げんか、などなど子育てが上手くいかなくて悩むことがありませんか? 上手くいかない理由をさがしてみませんか。ちょっとしたヒントが、きっとみつかります。

会 場:横浜ワールドポーターズ6F 
NPOスクエア内ハートランド教室
講師  野北康子(保育士・トリプルP認定ファシリテーター)
 
※講師は都内小児科専門外来にて子育てセミナーのプログラムを実施しています。
※国連でも推奨されています。

 
 
 
 

 

 
 
11月30日「自己肯定」
12月28日「怒り」
 

月1回、無理なくアサーティブを学んでみませんか?まずはアサーティブを知り、自分自身に気づくことからスタートです。身近な人間関係で起こる不安、苦手意識、何となく感じる生きにくさなどの悩みに対応し、解決の糸口を見つけていくことができる講座です。いつからでも始められます。体験講座を事前に1回受
講している方が対象です。毎月第一日曜日10:30-12:30開講。※1回のみの受講もできます。

 
 

 

 
 

個人の問題をアサーティブスキルを取り入れながら、ご一緒に考えていきませんか。マンツーマン形式です。その方にあったアサーティブの知識やスキルを取り入れることで、悩みや問題を無理なくトレーニングしていきます。人前で自分の意見を言いたいとか、苦手な相手との付き合い方はもちろん、様々なハラスメントやトラウマから生じている人間関係の持ち辛さなどにも丁寧に対応していきます。1回から受講可能です。日時は話し合って決めさせていただきます。お電話あるいはオンラインでの開催が可能です。

 

オンライン講座

アドラー心理学の基本講座/
アドラー心理学から学ぶ勇気づけ講座

 
講師:中島崇 
(国家資格 キャリアコンサルタント、AHC認定アサーティブトレーナー)
 
 
基本講座 受講料:1,000円
◆アドラー心理学勇気づけ講座
Ⅰ(1章~6章)受講料:5,000円
Ⅱ(7章~12章)受講料:5,000円

*2024年度の日程は未定ですが、ご希望の方はお気軽にお尋ねくださいませ。

 
 

初めての方でもⅠ(1章~6章)より開始できます。
 
場 所:ZOOMでの開催です。



アドラー心理学は、家庭でも、職場でも、どんな人間関係でも活かせる学びです。ワークを通じて自己肯定感を高めて、より前向きな勇気づけを実践できるとともに、自分・他者とのコミュニケーションの取り方を学びます。
<このような方にお勧めです>
・子育てのイライラから、脱却したい!
・自分自身も、怒りんぼママ・パパから、ニコニコママ・パパに変わりたい!
・夫婦の関係をもっとよくしたい!
・会社での人間関係に悩んでいる
 

 

 
  

安心できる場で、日々の生活の中で困ったこと悩んだこと、感じたこと考えたことなどを話したり、他の方の話を聞いたりしながら自分をケアする方法やアサーティブな考え方などを取り入れていきます。コーヒーブレイクもある暖かい輪の中で、ゆっくりと新しい自分に出会っていきます。
 

日時:2024年11月3日・12月1日 (日)
 
15:30-17:30
 

 
 

 

 
  

どんな小さなことでもご自身の実際の解決したい問題についてロールプレイをしながら丁寧に改善のためのアドバイスをいたします。対人関係のスキルが身に付く内容です。
 
メンズクラブの開催は
2024年11月24日・12月22日(日)
16:00~18:00です。
 
少人数で、楽しんで、気楽に参加していただけるようにと思っています。

 
 

 
 

 

仲間を募集します!
私たちは心理を通して社会貢献をめざしているワーカーズコレクティブ ハートランドです。
生活協同組合パルシステム神奈川ゆめコープ「わくわく創造パートナーズ」の2002年度助成金対象団体に選ばれ活動を本格化いたしました。
小さな団体ですが、誠実に活動をしています。ご興味のある方はお気軽にご連絡をいただければうれしいです。

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* 11月19日(火)は受付時間が11:00-14:30になります。
* 11月29日(金)は080-9580-4608の携帯電話でのご相談になります。

 

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