精神保健の充実が叫ばれるようになって久しい。こころの病の早期発見と治療、再発防止には精神科の関与が必須であるが、その前提となる疾患予防や国民全体のこころの健康増進については、医療者の力が及ばない場合が多いことも痛感させられる。こうした時代に、ワーカーズコレクティブ ハートランドの取り組みは興味深い。個別・電話カウンセリングから子育て、アサーティブについての研修など多岐にわたるサービスが10数年にわたり継続して提供されている点、市民・消費者の視点を基本にした運営は信頼に値する。需要に供給が追いつかず疲弊気味の精神医療従事者としては、頼もしいパートナーを得た気分である。  

公益財団法人 横浜勤労者福祉協会 うしおだ診療所 副所長
精神科医 野末浩之
 

ワーカーズコレクティブ ハートランドは2002年に神奈川ゆめコープの心理カウンセリング ワーカーズとして発足しました。ワーカーズコレクティブ(W.Co)とは雇用される働き方ではなく、一人ひとりが持っている「知恵・時間・労力」を出し合って、仕事作りとこころの通い合うたすけあいの仕組みをつくることを目的にした非営利の組織のことをいいます。日本ではあまり聞きなれない言葉ですが、フランスでは「アソシアシオン」のネーミングで非営利の民間組織として広く国民生活に浸透しています。
 
さて、イタリアの精神科医のロベルト・アサジョリは「すべての人間にはバランスのとれた人格を発達させ、自分自身を最大限に活かすことのできる潜在的能力があり、各自が自己の発達に責任がある」と言いました。わたし達はこの間、みんなで力をあわせながら女性も男性も、そして子どもから高齢者の方までを対象に、個人カウンセリング、各種講座、また専門家の養成講座を通じて「各自の能力の発揮」の応援をしてきました。もちろん私たち自身、海外も含め、日本全国の多くの方がたに支えていただきながら。
 
失敗しても大丈夫!人生は何度でもやりなおすことができる!
 
ご一緒に自分らしい人生の扉をノックしてみませんか?
 

田中恵子


 

地球温暖化
 山々は美しい紅葉の季節をむかえています。木々の葉に差しこむ光は、美しいグラデーションをより美しく、日本の四季の素晴らしさを感じる頃となりました。
 木々の香り、鳥の鳴き声、水のせせらぎ 、風のにおい、森の中に入ると生命の息吹の中に包まれ、安らかな気持ちになっていきます。しかし残念なことに、経済のため自然環境は壊され森は失われつつあります。
 過日、ニューヨークで開かれた国連の気候行動サミットで、77ヶ国が二酸化炭素排出量など温室効果ガスを、2050年には実質排出ゼロにするとし、2030年には45パーセント削減などと、削減目標がかかげられました。
しかし主要国の具体案はうすかったようです。国連本部で、スウェーデンの16才の少女が気候行動サミットの演説をしてニュースになりました。パリ協定においても、世界平均気温の上昇を2度未満に、可能なら15度未満に抑える。そしてすべての国が、温室効果ガス排出の自主的削減目標を提出したそうですが、現在の各国の目標を達成しても、約3度上昇してしまうそうです。
 今年の夏は酷暑でクーラーなしでは生活できませんでした。3度上昇したらどうなるのでしょうか。 日本においても電気自動車の普及も進んでいます。宮古島では島あげての太陽パネルを使用した、地産地消のエネルギー革命をしているそうです。3.11の未曾有の大災害、台風の被害など~水、電気、安全は当たり前の日常生活は一夜にして一変してしまいます。地球規模の変動に、人間は頭を切り替え知恵をつかい地球環境を守らなくてはいけない時なのでしょう。
 美しい日本の自然、文化、歴史、芸術、食べ物等すばらしい日本を世界に発信すると共に、地球温暖化防止、温室効果ガス削減について良い具体案を提示してほしいと思います。
 美しい日本の四季、すばらしい自然が、私達の子孫まで守られることを願いながら~。   (2019年10月3日)
 
ハートランド共同代表    志岐恵華
 



 

再生する力

最近レジリエンスという言葉をよく目にすることがあります。もともと物理用語で「元に戻す。」の意からきたそうです。 人は病気、身近な人の死、災害や事故など、さまざまな困難にであうことがあります。そんなストレスやネガティブな気持ちから、再びたち上がる力、跳ね返す力、回復力。困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生きのびる力~と記されています。今ではビジネスにおけるセミナーや病院にはレジリエンス外来もあるそうです。人生には決して良い時ばかりではありません。山坂があります、人生には三度の坂があるとかいわれています。どうにもできない困難に立ち向かう時、ネガティブ思考に引きずられず、自分の思考,感情に気づき少しづつポジティブな行動に変化させていき、望ましい結果に導くよう変化させていく。むやみに恐怖から逃げず、少し楽観的に柔軟に物事を見つめる、自分に合った人生を想像してみましょう。そうするとまわりの景色が違って見えてきます。
三分前は過去です。過去にとらわれず、反省はしても後悔はしたくありませんね。今のつらい状況は永遠に続きません。「なるようにしかならない。バタバタしてもどうにもならない時もあります。」無理やりポジティブになりなさいと言われてもなれない時もあり、心にふたをしてしまう時もあります。そして時間が解決してくれることもあります。
ストレスと向き合い、自分の心の声に逆らわず「自分は自分でいいんだ」 という自己肯定感の大切さに気がつくことも大切だと思います。気持ちが落ち込んでも、元にもどっていくレジリエンスを自分の思いで高める。そして社会的サポートや他の人々との信頼関係を築くことも必要でしょう。自分ののびしろで、人それぞれ自分に合った人生を楽しむ「余力」が必要なのかもしれません。酷暑の夏を乗り越えた身体も再生の時ですね。心も身体も元気で過ごしましょう。何でもない穏やかな今日に感謝!   (2019年9月1日)

 

夏祭り

八月は、全国各地で花火大会や、お祭りが盛大におこなわれます。  古来の感謝や祈り宗教的な意義から、現代では世俗化してきましたが、今年も夏祭りは各地で開催されています。
今年は梅雨が長く、太陽が待ち遠しく感じられました。
ここで相模原市の小さな町の、盛大なお祭りを紹介します。「東林間サマーわぁ!ニバル」
本場徳島をはじめ、大和、高円寺、静岡、埼玉、遠く硫黄島から多数の   「連」  の応援を受け   「阿波踊り」  が(ヤットセー)  の掛け声と共に、2日間小さな町の夜は熱気の渦に 包まれます。
信じられない人    人    人に驚くばかり。今年で28回目毎年盛大になっています。
地元の6つの「連」  が  8 つの会場で子供から、大人まで一糸乱れぬ迫力のある踊りに圧倒されます。地元中学生ボランティア協力、東北地方支援活動など、町が阿波踊りを通し、一つの「和 」に包まれていました。
日本各地の花火大会や祭り、、、これからの観光日本の一役をになっていくことでしょう。そして祭りには、感謝や祈りと共に人間の「生きる力」  が根底にあるのではないでしょうか。
夏を満喫、各地の夏祭り~元気をいただきにさあ~行きましょう。(2019年7月29日)

 

幸せホルモンをふやしましょう

最近ちょっと目につくことがあります。電車に乗るとほとんどの人々はスマホに夢中。町を歩くと高齢者の方々が増えたこと~少子高齢化が進み、車の事故も増加しています。でも誰でも平等に年はとります。そして日々、世の中は変化しています。
10年前とはコミュニケーション方法も変わり、消費スタイル、流通スタイルも変化してきました。
 私達の脳には、心を幸せにするいくつかの神経伝達物質 (脳内ホルモンがあるそうです。
 生きる意欲をつくるホルモン「ドパミン」    快感やときめきを感じる時、多量に分泌され、(感謝)(ありがとう)   などの感情もドパミンを促すそうです。
リラックスホルモンに「セロトニン」   集中力を向上させ、精神を安定させるそうです。
ストレスを抑制する  「オキシトシン」 、 、 、幸せホルモン、恋愛ホルモン、抱擁ホルモン、思いやりホルモン、癒しのホルモンなどとも呼ばれています。ふやす方法として、家族の団欒やおしゃべり、マッサージ、ペットとのふれ合いなどでも分泌され、医学的にも解ってきているようです。
 現代社会はストレスも多く、オキシトシン不足といわれています。ストレスは脳内にあるあらゆるホルモンの活動性を低下するそうです。オキシトシンが不足は、うつ病の増加の要因の一つだともいわれています。
 最近、心のバランスをくずし凶悪な事件がニュースを騒がせています。コミュニケーション方法も変化しています。なんか日本の将来はどこに向かっているか心配になってしまいます。
すこしでも、心に幸福感を保つよう、心のときめき~セロトニンをふやし、楽しく過ごしたいですね。
まずは美しいお花でも見に行きましょうか。(2019年6月8日)

 

令和の幕開け

元号が代わりました。日本の初元号は 大化改新の「大化」 とされ、それ以来元号は続き、令和で248となったそうです。
天皇の代替わりの他、天災や疫病などでも変更された歴史があるそうです。 1868年明治改元の際に、一人の天皇の治世に一つの元号(一世一元) が岩倉具視により打ち出され、1979年に元号法が成立されました。
「慶祝」 ムードの中、改めて天皇制の歩みや元号について知ることができました。自然豊かな皇居内、ステキなティアラやドレスを拝見することができました。
平成は終わりましたが、日々の生活は続いています。
平成は経済的問題や 天災被害など多くの問題を残しました。PCやスマホの普及で人間のコミュニケーションの方法も変化してきました。時は流れていきます。海外からも和食、日本のアニメや漫画が注目されています。観光客の伸び率も世界1位だそうです。2020年にはオリンピックも開催され、多くの外国人をお招きすることとなるでしょう。少子高齢化が進む中、多様な価値観や生き方考え方に共創し、令和の時代が平和で明るく希望にあふれた時代になるよう、皆様が願っていることと思います。(2019年5月3日)

 

 新しい出発の時

 
春光をあび、桜前線が北上中です。花々が咲きほこり春爛漫です。  春は皆が生き生きと事の始まりを期待しているような季節です。
 万葉集の梅のうたより引用された、新元号「令和」  も発表されました。
日本には四季折々の美しさや文化歴史があり、すばらしい国だと改めて思います。明るく希望にみちた未来ある日本であってほしいと願います。平成の元号発表から30年がたちました、いろいろな出来事がありました。   バブル崩壊、リーマンショック、大震災、IT革命など…平成の時代で大きな変化がありました。大型デパートも縮小し、消費も流通も変わりました。
少子高齢化が進み人口減の日本、電車に乗ればスマホ片手の人々が多く、生き方もコミュニケーション方法も変わりました。
  旧約聖書の中にこんな言葉があります。「すべてのわざには時がある」  ~すべての物事にはおこるタイミングや時がある~
そして時は変化していきます。その時々、各人の年齢においても人生観は変化していきます。
令和  ~ 新元号出発の時、これから30年後にはどんな社会、日本になっているでしょうか。電気やインターネットと同じように 、AIをつかう時代が来るでしょう。想像できない時代になっているかもしれません。どんな時代になっても失敗しても、粘り強く生きる力を養い、人とのコミュニケーション力を大切に 「その時」  にあった、自然体で自己肯定感をもった自分でありたいと思います。それぞれの花、世界で一つの花でありたいと思います。
現代のお花見(桜) は新元号をお祝いするかのように咲きほこっています。観光国へ変化していく時、日本には素晴らしい自然、文化歴史、人間力があることを、新元号をとおし、改めて認識しました。
桜色の花びらは万葉集の世界へいざなってくれているようです。(2019年4月1日)

 

ハートランド共同代表    志岐恵華

 
 
10月6日(日)自己肯定
11月4日(日)怒り
12月1日(日)批判
 

月1回、無理なくアサーティブを学んでみませんか?まずはアサーティブを知り、自分自身に気づくことからスタートです。身近な人間関係で起こる不安、苦手意識、何となく感じる生きにくさなどの悩みに対応し、解決の糸口を見つけていくことができる講座です。いつからでも始められます。体験講座を事前に1回受講している方が対象です。毎月第一日曜日10:30-12:30開講。※1回のみの受講もできます。

 
 

 

 
 

個人の問題をアサーティブスキルを取り入れながら、ご一緒に考えていきませんか。マンツーマン形式です。その方にあったアサーティブの知識やスキルを取り入れることで、悩みや問題を無理なくトレーニングしていきます。人前で自分の意見を言いたいとか、苦手な相手との付き合い方はもちろん、様々なハラスメントやトラウマから生じている人間関係の持ち辛さなどにも丁寧に対応していきます。1回から受講可能です。日時は話し合って決めさせていただきます。

 

 
  

 

10月12日(土)13:30-15:00
 
塩とハーブなどを使ってほんのり香る室内香を作ります。
ハーブティー付きです。

受講料:3,000円 
材料代:2,000円別途

 

 

 

 

―前向き子育てプログラム 連続講座 参加者募集―
トリプルP(Positive Parenting Program )で
楽しく過ごす子育てのコツ 
 
  「子育てって大変・・・・」「こんな悩みは私だけ?」
誰もが持っている子育ての悩み
ちょっとした方法や技術を学ぶことで、子どもとの関わりを良い方向に
変えることができます
 
前向き子育てプログラムートリプルPの子育てセミナー8回コース
連続講座:2019年10月4・18、11月1・15・22・29、12月6・20日
10:30-12:30 全8回 
受講料:30,000円(全8回分)
 
トリプルP  (前向き子育てプログラム)とは 
オーストラリア・クイーンズランド大学で研究開発され、世界25カ国で実施されている認知行動療法に基づく子育て方法です。 対象は、子どもたちを育てている保護者の皆様。子どもの年齢は、1歳ぐらいから12歳ぐらいまで。 2歳児のイヤイヤや、毎日の兄弟げんか、などなど子育てが上手くいかなくて悩むことがありませんか? 上手くいかない理由をさがしてみませんか。ちょっとしたヒントが、きっとみつかります。

会 場:横浜ワールドポーターズ6F 
NPOスクエア内ハートランド教室
講師  野北康子(保育士・トリプルP認定ファシリテーター)
 

 
 
 
 

 

 
  

安心できる場で、日々の生活の中で困ったこと悩んだこと、感じたこと考えたことなどを話したり、他の方の話を聞いたりしながら自分をケアする方法やアサーティブな考え方などを取り入れていきます。コーヒーブレイクもある暖かい輪の中で、ゆっくりと新しい自分に出会っていきます。
 

日時:2019年10月6日 11月4日 12月1日(日)
15:00-17:00
 

 
 

 

 
  

どんな小さなことでもご自身の実際の解決したい問題についてロールプレイをしながら丁寧に改善のためのアドバイスをいたします。対人関係のスキルが身に付く内容です。
 

日時:2019年10月20日 11月17日 12月15日(日)

 

14:30-16:30
 
 

 
 

 

仲間を募集します!
私たちは心理を通して社会貢献をめざしているワーカーズコレクティブ ハートランドです。
生活協同組合パルシステム神奈川ゆめコープ「わくわく創造パートナーズ」の2002年度助成金対象団体に選ばれ活動を本格化いたしました。
小さな団体ですが、誠実に活動をしています。ご興味のある方はお気軽にご連絡をいただければうれしいです。

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