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Vol.37 「『今を楽しむ』ことができるように」

私が初めて「アサーティブ」という言葉を知ったのは、2005年のことです。“自己表現力を高める”というフレーズに惹かれて市民講座を受講したことがきっかけでした。
それまでの私は、親に口答えするなんてもってのほか!という家庭に育ち、すぐに感情的になる母には言いたいことを何一つ言えませんでした。
言えないというよりも、言うと倍になってかえってくるので、理不尽だと思っても黙っていました。そのために、いつも自分の気持ちは後回し。自分が考えていることや思っていることを一切言わず、頑なにフタをして生きてきました。そして、次第に「自分自身」がわからなくなり、自分が自分でないように感じられ、どうでも良いと思うようになっていました。20代半ばまで、私には自分に対する自信、自尊心、自己肯定感…すべてが無かったように思います。アサーティブの中で自分を大切にして良いのだということを学び(最初は頭の中だけでの理解でしたけれど)ものすごく感動したのを覚えています。
自分を大切にする…今まで考えたことも無かったことでした。アサーティブヒューマンセンターでの講座の中で行った「今、私は何を思い、何を感じているのか?」のワークを通して感じていく作業をしたことが、自分に戻れる大きなきっかけにもなった気がしています。
今ある考えや気持ちを伝えていくのは自分自身ですので、感じていなければ表現することもできません。自分の感情に寄り添うことをしていなかった私にとって、正直最初はとても難しい作業でした。感じるよりも先に頭で言葉を選んでいるという状態でした。
気持ちはその人にしか湧き出てこないものですから、感情に気づくということは自分に戻る、自分を知ることでもあります。そして、私は私でOK、あなたはあなたでOK、私とあなたは違ってもよいのだということを受け入れられると、自分も相手も大切にできるということを実感することができました。自分の考えや気持ちに正直に生き、ムリのない人間関係を築いていくこと…
本来、当たり前のことかもしれませんが、アサーティブであることは、その人らしさを失わず、互いに尊重し合い、よりよい関係を築いていける「架け橋」であると思います。そして、私自身、アサーティブを学んでいるおかげで、あれだけ低かった自己肯定感が高くなっていることを感じているだけではなく、「今を楽しむ」ことができるようになったと思っています。

F.N (北海道)