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Vol.24 「アサーティブトレーニングと私」

このたび、5日間という集中したアサーティブトレーナー養成講座をうけましたが、この5日間は私の人生にとって最も大切な時間の一つだと感じています。
アサーティブという言葉と出会って約27年。アメリカで最初のアサーティブトレーニングを受けました。それは日本人の私にとっては衝撃的な出来事でした。ただその技術がそれからの私のアメリカでの生活にとても役に立ったことは言うまでもありません。
ただ、日本に戻ってくるたびに、「そんな自分が日本で受け入れられるのか?」、「日本ではアサーティブであることがどんな風に思われるんだろう?」と、疑問や不安がずっとありました。
そんな中で今回のトレーニングを受け、日本人としてアサーティブであることの大切さ、また日本の文化や慣習を理解した上でのトレーニング法を体感できたと思っています。
特に印象に残っているものとしては、実際にボールを投げながらの会話や、怒りの感情を絵にしてイメージしてみること、またロールプレイでどんどんクライアントさんの真の感情が引き出され本人の気づきを促していくプロセスなど、実際に体験しなければわからないことがたくさんありました。
今後の抱負といたしましては、今回学んだアサーティブの手法を軸とし、アメリカで身につけてきたもの、また「怒り」のコントロールに焦点を絞った「アンガー・マネジメント」も取り入れながら、日本国内で少しでも多くの人たちの助けになれればと心から願っております。
自己の正直な感情に気づき、自分を大切にすること、また自分だけではなく周りの人たちの権利も尊重すること、その上でもっとも効果的なコミュニケーションの仕方を身につけることで、人が自分自身に自信を持ち、よりよい人間関係を築いていけるようになると信じています。
アサーティブトレーニングと出会え、また今回の中身の濃いトレーナー養成セミナーを受講できたことは、私にとって人生の新たな指針を見つけることにもつながったと思っています。この貴重な体験を与えてくださった田中先生をはじめ、スタッフの皆様に心から感謝しております。本当にありがとうございました。

葛西祥子 (カリフォルニア 2010年 夏期集中講座受講)
岩手県出身。学生の時にアメリカに留学し、現在はカリフォルニアで国際ビジネスコーディネーションの小さな会社を経営。
留学中に出会った「アサーティブ・トレーニング」や、「怒り」に焦点をあてた「アンガー・マネジメント」を日本人の皆さまに知って欲しいと思い日本とアメリカで活動中。
「同じ状況の中」にあっても、ちょっとした感情コントロールや効果的なコミュニケーション法を身につけるだけで、人間関係や仕事の生産性などがぐんと変わってくることをより多くの人達に実感して欲しいと願っている。
AHC認定トレーナー、日本アンガーマネジメントセンター認定ファシリテーター、ナショナルアンガーマネジメント協会(米国)認定スペシャリスト、サンディエゴ大学アサーティブコース修了
連絡先:angerm_kasai@live.com