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Vol.23 「アサーティブトレーナー養成講座を修了して」

私がアサーティブを学び始めたのは、人前で話すのが苦手で自分の気持ちを表現できるようになりたいという気持ちからでした。講座を通して気づいたことは、いつもまわりを気にしすぎて、自分の感情を抑え込んでいる自分がいたことです。自己表現する前に、自分の気持ちもはっきり把握できていなかったこと。また、自分が自分自身を避けて、本当はまわりの人と近づきたいのに、私が距離をとっていたということです。
そのことに気づいてから、自分の気持ちをありのままに受け止め、オープンに感情を出すことに努めました。
そして、相手に気持ちを伝えていくときには、Iメッセージが大切だということを知りました。はじめは、自分の気持ちを言うことに慣れていなかったのでドキドキしましたが、ロールプレイで相手の方が感情の言葉を語ってくれると、その方の「素顔」に触れたような気持ちになり、ホッと安心し私も言ってみようという勇気が出ました。
「いつもいい人でいなくては」と心の奥底で思っていた私は、言いにくいことを伝えるときには、言葉と表情を一致させることも難しいなと感じましたが、自分自身を見つめ、トレーニングを重ねていくうちに、ネガティブな気持ちも表現していくことが少しずつできるようになってきました。視点を変えると、目の前の景色が変わりました。
ネガティブな感情があってもいいと思えたら、心が楽になり、自己を肯定していくと、相手の違いも認めながら受け入れることができました。
私が一番好きな学びは、「ほめるほめられる」です。私の良いところを見つけて褒めて下さり、新しい自分に出会ったような嬉しい気持ちになりました。「ほめるほめられる」とは、「与え与えられる」関係。まるでプレゼントを交換するようで、自己肯定感を高めていくことができます。一番印象に残っている言葉は、苦境のとき、大切なのは「何が起きたか」ではなく、「どう対処するか」ということです。自分というもう一人の自分とどう付き合っていくかが大切ですべての始まりは、自分なのですね。一つ一つの出来事には意味があり、自分を豊かにしてくれるもの、そう受けとめられるようになって、私は今幸せを感じます。感謝の気持ちを忘れずに、人との出会いを大切にしていきたいです。
この一年は楽しく、私にとって財産です。これまで暖かく見守って下さった講師の方々、ご一緒させていただいた受講生の皆さんに感謝申し上げます。

R.A (神奈川 2010年10月修了)