Vol.22 「苦手な人とも関係を改善」
以下は、スイミングスクール中、子どもを待っている母親同士の会話の再現です。
■母A「もぐれるようになるまでが大変なのよね」
■母B「お金かかるけどさ、私に怒られながら壁を乗り越えるより、コーチにほめられながら乗り越えるほうがいいからね~」
■母C「気が付くと、言っちゃ駄目なことばっかり言ってるの」
■母A「そうそう、私も。うちは特に勉強の時とかさ」
これって、母ならばどんなに子どものことを愛しく思っている人でも、ほとんどの人が身に覚えがあるでしょう?
ここにでてきたお母さん達はとても教育熱心で本やテレビなどを通し、理想的な子育てについていろんな知識を身につけ頭ではわかっているのですが、いざ実践となると、なかなか難しいことを物語っています。
そう、上手なコミュミケーション方法を身につけるためにはトレーニングが必要なのです。みんながアサーションを知っていたらな~と感じた、ごく最近の出来事を書いてみました。
私自身、アサーティブ・トレーニングを通じ、自分の気持ちや考えをまっすぐに表現することができるようになってくることで、以前の自分よりストレスを抱えることが少なくなり、時には強すぎるキャラクターゆえに苦手だと思い込んでいた人とも関係を改善することができるようになりました。何かと生きにくい世の中。あなたの問題解決のヒントも、アサーションの中に隠れているかもしれませんよ。
M.K (神奈川)