今月のフラワーエッセンス
ロックローズ(バッチ)

学名:Helianthemum nummularium
 

 

 
 

「先生、私、殺されちゃうかもしれない!」
物騒なセリフとともにカウンセラールームに飛び込んできたのは、2年の女子生徒Aさん。今どきのタータンチェックのスカートにブレザー、少し緩めたネクタイ。かわいらしい制服姿からは想像できない過激なセリフに、思わずあっけに取られ反応できない私…。「え?殺されちゃうって、どういうこと?」私の頭の中も「???」です。しかし、本人は本気で「殺されてしまう!」と信じている様子。その証拠に手はブルブルと震え、プチパニック状態です。とりあえず椅子に座らせて話を聞いてみることに。すると…。
Aさんにはとても仲の良いBさんという同学年女子のお友達がいました。しかし、仲違いをし、お互い二度と関り合わない!とライン・インスタ…などをすべてブロックし合ったそうです。ですが、Aさんのことが気になるBさん。友達たちに「Aさんは今、誰とつるんでるの?Aさんと最近出かけた?」とAさんの近況を聞き回っていたのです。それを知ったAさんは「Bさんが、私をストーカーしている!このままではBさんに殺される!」と私の所に駆け込んできたのです。このストーリーのどこに殺されるほどの要素があるのか「?」です。きっとこれを読んでくださっている皆さんも同じ意見だと思います。でも、このAさんは真剣に「殺される!」と思い込み、パニックになってしまっているのです。実はこのAのように物事を極端に飛躍して考えてしまい、プチパニックに陥る生徒は少なくありません。
この事例のように、手が震えてしまうほどの恐怖状態の時に使うと良いとされているフラワーエッセンスがあります。「ロックローズ」です。ロックローズは6~9月に開花する黄色いお花で、レスキューのボトルにも使われている緊急時に役立つエッセンスの1つです。小さいお花ですが、緑の葉っぱの中にあって目立つ黄色のお花は、「勇気を出して~、貴方なら乗り越えられるよ~。落ち着いて~。」とエールを送ってくれているように見えます。  学校内の出来事なので、Aさんにロックローズを勧めることは叶いませんでしたが、学校のカウンセラールームにもフラワーエッセンスが置けるようになれば良いのになぁと思った出来事でした。          

 

ベイビーブルーアイズ(FES)

学名:Nemophila menziesii
 

 
 

 
 

ベイビーブルーアイズは、父性に対応するエッセンスです。実際の父親のみならず、父親的存在、社会的繋がりとも関連するので、人間関係を上手く構築できない時などにもとても良いエッセンスです。父親との関係が希薄で良くなかった私は、ずいぶんこのエッセンスにお世話になりました。その方その方で違ってくるかと思いますが、同じ父親との関係性に良いエッセンスにサンフラワーがあげられます。どちらかというと私の場合は、実際の父との関係においてはサンフラワーの方がわかりやすかったように思えます。しかし、社会との関わり、異性との人間関係の構築においては、ベイビーブルーアイズが役立ちました。私の中で、家族としての関わりと家族以外の人とのコミュニケーションの取り方は違っているせいかもしれません。また、ベイビーブルーアイズは、動物にもとても良いエッセンスで、飼い主に不信感がある場合や環境に慣れない時などに安心をサポートしてくれます。

 

グラッシーヒヤシンス(レンジオブライト)

学名:Triteleia lilacina
 
 

 

 
 

虐待のニュースが後を絶ちません。幼い子供たちがその母親や父親、交際相手に虐待を受け亡くなる。目を覆いたくなるような出来事が実は身近に起きてい
る。それも、何件も。本来は守ってくれるはずの保護者から虐待を受けて亡くなってしまった子供たちの心を思うと、居ても立っても居られない気持ちになります。
ただ、虐待を日常的に受けてきた子供たちに話を聞いてみると、親を守るためまたはその状況が常であったため「自分が虐待を受けているという認識がなか
った」と答える子供たちがいることに衝撃を受けます。そして、保護者にも話を伺ってみると、「自分自身も親にそうやって育てられた。これは『しつけ』である」と答える親が一定数いるのです。
しかし、虐待を受けて育った人々が全く傷つかず成長するとは思えません。虐待=しつけであると肯定的に捉えずにはいられないその心の奥底には、怒りや
絶望、あきらめといったネガティブな感情が渦巻き、ちょっとしたことがきっかけで自分より弱い立場の者にその矛先が向いてしまうのではないかと想像します。心のどこかでは虐待が悪いことだとわかってはいるはずです。しかし、感情の闇が深すぎて歯止めがかからないのではないでしょうか。
もし、お近くに虐待の連鎖で苦しんでいる方がいらっしゃいましたら「グラッシーヒヤシンス」を勧めてみてください。グラッシーヒヤシンスは深いトラウマや悲しみといったネガティブな感情を打ち負かし、悪や闇に立ち向かう勇気を与えてくれるフラワーエッセンスであると言われています。このエッセンスが自身のトラウマを昇華し、忌まわしい連鎖を断ち切って光に導くきっかけになればと思います。

 

グリーンベルズ・オブ・アイルランド(レンジオブライト)

学名:Moluccella laevis
 

 
 

最近、これは偶然ではないな!と感じる場所やことの出会いがある。その前兆でおこる負の出来事や障害の謎が解ける瞬間でもある。
グリーンベルズ・オブ・アイルランドが教える自然のエレメンタルのエネルギーを自分のエゴで遮断していたんだなぁと気付く。芹沢光治良著の神の三部作に、空が青いのは大気圏の色である。とあり「空が青く見えるのは、大気圏の色です。しかし、神様に聞けば宇宙の全ての成り立ちをつくった大神に全身全霊のまことの感謝をして愛を表しているのは植物だけであり、その波動が大気圏に反射している色だそうです」とある。
植物の純粋な感謝の反射があの澄んだコバルトブルーであったと感動して肩の力が抜ける。知人によれば、寒い春に今年は春分の日に毎年咲く花は咲かないだろうと思っていても、前日に見えなかった蕾が花を咲かせるそうだ。植物は天体と繋がっている。自然のエレメンタルに繋がっている状態とは、地球という故郷と繋がっている状態。孤独にあっても完全な安らぎの中にいる。なんとなく、そんなことなんだろうと思う。

ヘザー(バッチ)

学名:Calluna vulgaris
 

 
 

デビュー作「ブラックランズ」で英国推理作家協会のゴールドタガー賞を受賞したベリンダ・バウアーの「ダークサイド」という小説を読んでいます。「ブラックランズ」同様、舞台は英国南部の小さな村。そこで社会的弱者を狙った連続殺人事件が起きます。主人公は村で唯一の巡査。弱い立場の村人を守ることができない苦悩、難病を患う妻との葛藤…寂れた田舎町の親密さとそこに隠されたよそ者を嫌う排他的な雰囲気、物語全体を覆う「死」への恐怖。そしてそれらを象徴するのが、小説の要所要所で登場する「ヘザー」の存在です。荒れ地に群生し、強風にざわめくヘザーの葉音は主人公や犯人をさらに追い詰めていきます。読んでいる私も一瞬、ヘザーが群生する荒野の真ん中に一人取り残されているような、そんな恐怖を感じました。作者の自然描写の素晴らしさに感嘆するとともに、荒れ地にたくましく根を下ろしながらも、強風にざわめくヘザーの描写を読みながら、ヘザーは寂しさを紛らわすためにざわざわと自分のことをしゃべり続けているのかと、納得しました。
 さて、小説は佳境を迎えています。ヘザーが群生する荒れ野に立ったつもりで、この物語の続きを楽しもうと思います。

モンクスフード(FES/レンジ・オブ・ライト)

学名:Aconitum columbianu
 

 
 

年が明けて三が日をさけ、平日に初詣に出かけた。神社は山の中腹にあり、ヒイヒイ言いながら、歩きとケーブルカーでたどり着いた。
ご祈祷をしていただき、おみくじを引いて、さて帰りのケーブルカーの途中、お不動様の真言がマイクを使っているのではないかと思うほど山にこだましていた。思わずケーブルカーを途中下車して、何とも言えない魅力的な声に呼ばれて行くと、お不動様の寺院にたどり着いた。昔、修験道の山にあったその寺院は独特の力と雰囲気を放っていた。
モンクスフードは修行僧の修業する山に咲いていたそうである。現生と宇宙との境目を往来するような深い山での修行中には、霊的な出来事は当たり前にあったのかも知れない。また、モンクスフードは生きている人が霊的な世界につながるために使っていたのではないかとも言われている。
レンジオフライトのフラワーエッセンスは、人の高次のエレメンタルに作用するものが多い。6 番チャクラに作用するモンクスフード、時期尚早に開いてしまった人にも正しい統合の力をくれそうである。

レモン(FES/レンジ・オブ・ライト)

学名:Citrus limon
 

 
 

自宅から駅に向かう途中、店先にレモンがたくさん実ったおしゃれなレストランがあります。爽やかな酸味と明るい黄色から、夏の果物というイメージの強いレモンですが、みかんと同じ柑橘類で日本では旬が冬ということに驚きつつ、毎朝鮮やかな黄色に元気をもらい駅へと急ぎます。
私たちの食生活でもお馴染みのレモンですが、レンジ・オブ・ライトシリーズにもレモンのエッセンスがあります。このエッセンスは精神疲労による注意力欠陥や学習困難に良いそうです。日々の仕事に追われ、精神的にも疲労困憊、うっかりミス多発な私にピッタリなエッセンスだと思います。もしかしたら毎朝、レモンの方から「今のあなたに必要なエッセンスよ」と語りかけてくれていたのかもしれません。時にはこんなエッセンの選び方、出会い方もありかなと思い、大好きな紅茶にレモンのエッセンを数滴入れて、ゆっくりリラックスしたいなと思いました。

トランペットヴァイン(FES)

学名:Campsis tagliabuana
 

 
 

今年も大学推薦入試の季節がやってまいりました。毎日のように生徒たちが面接の練習に私の元を訪れます。面接は生徒たちとって、大きな壁です。普段友達や先生とお話ししている分には何の問題もない生徒たちですが、いざ面接となると、思うように言葉が出てこなくなってしまったり、どもってしまったりしてしまいます。思ったことをいつも通りに話してみて、とアドバイスをするのですが、自分を良く見せよう、合格したいという気持ちが強すぎて、思うように言葉がでてこないようです。
これは生徒に限ったことではなく、大人でもあり得ることです。面接はもとより、大事なプレゼンや打ち合わせでも同じようなことが起こりえます。こんな時、力になってくれるエッセンスがあります。「トランペットヴァイン」です。トランペットに似た花からは、今にも軽快な音楽が流れてきそうです。このエッセンスは、人に対して恐れや神経質になりすぎて上手く自分の思いを表現できない人に向くレメディーと言われています。また話す際の声にも魅力と活力を与えるそうです。ここ一番というときに言葉が出なくなってしまう傾向のある方は、大事な場面で試してみてはいかかがでしょうか。

 2020年6月

ミムラス(バッチ)
学名:Mimulus guttatus
 

 
 

たった数か月で、私たちの生活は大きく変わってしまいました。学校や仕事に行くことも、お友達とランチに行くことも、そして買い物に行くことすらもままならない毎日。テレビをつけてもネットを見ても、話題はコロナウィルスばかりです。毎日増え続ける感染者数や死者数に自分や家族が罹患してしまうのではないかという恐怖を感じながらの生活に、心底疲れ果ててしまった方も多いのではないでしょうか。
今回紹介するレメディーはそんな恐れに効果があるといわれている「ミムラス」です。ミムラスは沼地や川などの水辺に育ち、6~8 月に見ているだけで元気が出てきそうな鮮やかな黄色い花を咲かせます。ミムラスはアスペンとは違い、対象がわかっている恐れに有効であると言われ、その恐れに立ち向かう勇気や落ち着き・冷静さを取り戻してくれます。私も今回の事態に恐怖を感じた時に、真っ先に頼りにしたレメディーです。
コロナウィルスとのお付き合いは長期戦になることが予想されます。必要以上に恐れず、不自由な中でも心に余裕を持って生活できるよう、うまくフラワーレメディーを取り入れて健康に気を付けてお過ごしください。

2020年4月

モーニンググローリー(FES)
学名:Ipomoea purpurea var. "Heavenly Blue"
 

 
 

今月の花は「モーニンググローリー」です。
先日、昼夜逆転してしまったお子さんの相談を受けました。そのお子さんは夕方の4時ごろ起床するそうです。澄み切った雲一つない青空を見ることも、キラキラと輝く太陽を見ることもないなんて、なんてもったいない!と思うのですが、本人はどうしても朝起きられないと言います。そんな彼の話を伺いながら思い出したのがモーニンググローリー、和名アサガオです。
小学生の頃、夏休みの自由研究でアサガオの開花を観察したことがあります。実験方法はこうです。翌朝に咲きそうなアサガオの蕾に帯を巻き、開かないようにします。次の朝早起きをしてそっと帯を取り、アサガオの蕾が開いていく状態を観察するのです。帯を取った途端、蕾は緩み始め開花が始まります。そして開花が終わり、アサガオの顔いっぱいに朝日を浴びる様子はとても感動的でした。モーニンググローリーのレメディーはまさにこの朝日を浴びながら開花するアサガオそのものなのだと思います。
現代に生きる私たちは暗闇を体感することが少なくなってきています。それでも人間は原始的に闇を恐れ、光を求める生き物であることは間違いありません。そんな光を求める気持ちに作用するのがモーニンググローリーだと思います。前出の彼ほどではなくても、なんとなく朝が苦手という方は意外に多いのではないでしょうか。そんな時はモーニンググローリーを試し、朝日を浴びる感激を味わってみてください。 

2020年2月

ヤローエンバイロメンタルソリューション(FES)
 

 
 

キーワード【電磁波・ストレス・都会生活・免疫力・抵抗力】 成分:ヤロー・エケネイシャの薬草成分、ヤロー・ピンクヤロー・ゴールデンヤ ロー・アルニカ・エケニシャのレメディ、海塩

YES の力は浄化に尽きる!とさえ思う。沖縄には精霊の言葉がわかる方が多く、ユタさんとよばれるその方々によると、YES は力があるそうだ。
このエッセンスは 1986 年のチェルノブイリ原発事故後にプラクショナーの要望によりつくられた。放射能に対抗する強い形成力を持ち、現代社会の汚染物質や有害エネルギーに対抗し毒性を輩出させる。生体エネルギーを保護し強化するので、免疫力を高めアレルギーなどの一般症状をその精神的な原因に作用して快復に導く。と、ここまで書いて思い出した。
プラクショナーの集まりで、「レメディが突然空っぽになる時がある」という話題になった。私は、揮発性のものだし蓋が緩んでいたのかも・・・と、あまり気にしなかったが、年明け早々に、探していた父の樹木葬の会社から連絡があり見学に行った。お墓の一部が樹木葬の庭園にされ、ガタガタと工事が進んでいた。出がけに何故か YES を小さなバックの隙間にキュッと差し込んだが、その後忘れて帰り際に何だかバックが少ししっとりしている気配を感じて開けてみると、隙間なく入れていた YES がキチンと逆さまになり空っぽになっていた。ワー!👀💦

2020年1月

マウンテンペニーロイヤル(FES)
学名:Monardella odoratissima
 

 
 

キーワード【思考・明晰・知性・統合・霊的汚染・浄化】 
彼の風貌に惹かれていた。首が太く隆々と歩く。耳から幅広い顔にかけて沢山の傷 があり、尾は優雅に浮かしている。喧嘩して逃げることはないのであろう。 私が彼のテリトリーの中に引越したころは、土筆やたんぽぽが咲く小さな土手があ った。やがてそこは駐車場になり、土手はコンクリになったが彼がパトロールの道 順を変えることはなかった。慎重に歩き、並んだ車のフロントガラスに肉球の跡が ツーっと 2 本ついていると嬉しかった。よし、今日も元気にしている! 有名なレストランが作っているハーブ畑をホリホリして、片足を上げたままチラッ と私を一瞥して、また漫然として歩いていく。先に彼のテリトリーであるからして、 そのハーブがその後どの様に使われたかは知らぬが仏である。そして何年かの冬を 越して彼は突然いなくなった。大げさかも知れないが彼に畏敬の念を感じていた。 たじろがないでただ生き抜いた。魂にも健康がある、ネガティブで混沌とした思考 は実は他人の意図に従って生きている時がある。自分の意志でしっかりとそこに存 在する。彼はマウンテンペニーロイヤルのメッセージそのものであったように思う。

2019年11月

エルム(バッチ)
学名:Ulmus procera
 

 
 

重圧や責任に押し潰されそうになる時があります。私のミスが、相手の運命を変えてしまうかもしれない時。私のアドバイスで相手の進むべき道が決まってくるような時。そんな時、自分に課せられている責任の重さを痛感し、プレッシャーから仕事を投げ出したくなる時があります。そんなときにお世話になるのが「エルム」です。エルムは高さ が 30 メートルにもなるとても丈夫な木で、家具を作る際にも使われます。北欧神話では神様がエルムとトネリコの木から人類を創造したとされていますし、ギリシャ神話では聖なる木として、イギリスでは、良縁のシンボルとして扱われているようです。エルムのレメディーはその木の特徴(固さ、芯の強さ)のように、自分は大丈夫!うまくや れる!といった、揺るぎない自信を与えて入れるレメディーだと思います。また、責務 を果たすために、どのようにすればいいかを見極める冷静さも与えてくれるようです。 本来は十分責務を果たす能力があるのに、ストレスや重責でくじけそうになる前に、エルムのレメディーで自信を持って仕事や勉強に励んでください。
 

2019年10月
今月のフラワーエッセンス

アンジェリカ(FES)
学名:Angelica archangelica
 

 
 

キーワード【天使・ガイド・導き・安心感・スピリチュアル】
アンゼリカの語源は、ラテン語で天使を表す"Angelicus"といわれ、疫病が流行したとき、一人の修道僧の夢に天使が現れ、この草に疫病を防ぐ力があることを伝えた。それが天使ミカエルであり、この草の花は、5月8日の聖ミカエルの日に咲くといわれている。そのためヨーロッパ諸国では「天使のハーブ」、「聖霊の宿る根」とも呼ばれている。とWikipediaにあります。
昔、あることで自責の念にさいなまれ、何日も眠れなくなり、気が付けば天国にいる父に応えを問うていました。高くぬけるような青空の下、図書館に足が向かい、何気なく手に取った一冊の本があります。その最初のページに、赤鉛筆の線が引いてあり、「それは、最初から決まっていたこと」と書かれていました。
それは応えであったと思います。
アンジェリカは、全ての人に使える基本のエッセンスです。
人はみな、地球や宇宙から沢山のコンタクトを受けています。
ノイズが多い社会で応えを問うとき、周波数を合わせ、ネガティブなものから守ってくれる導きのエッセンスです。 
 

2019年9月

シャスタリリー(FES)
学名:Lilium washingtonianum
 

 
 

1986年男女機会均等法が施行されました。これにより、職場における男女の差別を禁止し、男女とも平等に扱うことが法律で定められました。施行から33年経ちましたが、女性が男性と肩を並べて仕事をする大変さは相変わらずです。男性に負けじと肩ひじを張り、男性的な強さを前面に押し出してがむしゃらに仕事をする女性も少なくないかもしれません。逆に、女性としての優美さを鎧に仕事をする女性もいるかもしれません。どちらにしても、どちらかの性に偏りすぎている状況は、本人の負担になることは間違いないと思います。この男性性と女性性のバランスを取ってくれるといわれているレメディーがシャスタリリーです。私も長い期間飲み続けていますが、無理して男性の強さを真似して仕事をする必要はないと気づかせてくれたレメディーです。もし、同じような悩みを抱えている方がいらっしゃいましたら、是非一度お試しください。
 

2019年8月

ラベンダー(FES)
学名:Lavandula officinalis
 

 
 

キーワード【神経過敏、霊的に敏感、疲労、リラックス】
外へ能動的に行動するときと、心や精神の修復をする内へ向かうとき。相反する方向の、 どちらも魂の成長(前進)をしていると思われます。 あらゆることが、どうしてもウラ目ウラ目に出てしまう。「私は何をしても、言っても いけないのだ」と思う時期が長く続きました。もがいたあげく、一旦全てを停止しよう。 そんな思いになり「6 月は魂の休息月」と決めました。TV は付けない、携帯も最低限。 梅干しや、らっきょうを漬け、ベランダでトマトを育て、つくろい物をして過ごします。 「今日一日を、物事をあくまでも自分の望むように向かわせようとは務めずに過ごすこ と。何ものをも要求しないこと。その代わりに来たことを喜んでやる。満ち足りている こと」私の聖書である書籍の文面です。 そうやって過ごし、だんだんと日を忘れ、夜中のトイレのついでに廊下に突っ伏して、 梅酢の上がり具合を「ヒッヒッヒ」と眺めて気持ち悪がられる。そのころには自然と気 持ちが安らかになっていました。こんな時期にフラワーエッセンスを選ぶとしたら、や はりラベンダーになるのでしょうか。 
 

2019年7月

ハニーサックル(バッチ)
学名:Lonicera caprifolium
 

 
 

辛い記憶がよみがえり、頭から離れない時があります。思い出さなければ良いのに、ふとした瞬間に記憶が蘇り、悔しくて、悔しくて。過去の記憶に囚われ、何も手に付かない、身体が重い、やる気が起きない。そんな時にお世話になったのが、「ハニーサックル」です。  
ハニーサックルは4メートルの高さになるつる性植物です。6~8月に線香花火のような花を咲かせます。ハニーサックルを試すと、頭の中にある思い出したくない記憶の渦が、すーと凪いでいく感じがします。そして過去に決着をつけ、未来に向かって進んで行く元気を分けてくれるような気がします。当たり前ですが、過去は変えられません。過去があるから現在、そして未来があるのです。過去の教訓を糧として、今を楽しみ、そして未来へと向かっていく。ハニーサックルは、そんな壮大なレメディーではないかと思います。  

    

ダンディライオン(FES)
学名:Taraxacum officinale
 

 
 
 

キーワード【情熱、活力、筋肉の緩和、リラックス】
ダンディライオンは、他の植物に光を遮られないように、道端や危険な場所にも移動して咲く花です。孤独なライオンのたてがみを想像させるダンディライオン。
ですがその語源はフランス語の「dent de lion」で、dent=歯の意味から、ぎざぎざの葉をライオンの歯と表したようです。
このエッセンスは男性が使うことが多く「エネルギッシュで人生が大好き、働き過ぎて筋肉に疲労がでる」そんな人のエネルギーを流しバランスをとります。
私には遠いエッセンスで、選ぶ基準から外していましたが、時にエッセンスは不思議な偶然を起こしてくれます。
その日も緊張と少々の憂鬱、そんな氣が上がっている状態で参加した講義で、偶然に選んだダンディライオン。
飲用してすぐに、大きな手で肩を上からグッと押して下げてきます。同時に波紋が広がるように心もほぐれていきました。「私は、あなたが探していたエッセンスです」そう伝えているようなエネルギーです。人はリラックスできない時、筋肉が緊張して固くなっているのですね。ダンディライオンは肉体からのアプローチを思い出させてくれたエッセンスです。   

2019年5月

インパチェンス(バッチ)
学名:Impatiens glanudulifera

 

 
 
 

先日、ノートの間から6年前に飲んでいたエッセンスの記録が出てきました。とても懐かしく思うとともに、今飲んでいるエッセンスとは全くチョイスが異なることに驚きました。その当時、繰り返し飲んでいたエッセンスの一つに「インパチェンス」があります。
インパチェンスは、38種類あるバッチフラワーレメディーの中で、一番最初に作られたレメディーです。夏場に花壇を飾る園芸種のインパチェンスとは異なるもので、似ても似つきません。
当時の私は、短気で、自分の思うように物事が進まないとイライラしたり、気が焦ったりしていました。人に仕事を頼むことで自分のペースが乱されるのなら、たとえ仕事が増えても自分でやった方がマシだと思っていたほどです。インパチェンスは、そんな私に、忍耐や人にはその人、その人のテンポがあること、そしてそのテンポを受け入れることを教えてくれたような気がします。子供の支度が遅く、ついついお小言を言ってしまうお母さんにもおすすめのレメディーです。お心当たりのある方、機会がありましたらお試しください。

 
2019年4月
今月のフラワーエッセンス

マグワート(FES)
学名:Artemisia douglasiana

 

 

キーワード:多次元の意識、夢と現実、月のエネルギー、ヒステリー
 
マグワート(ヨモギ)は月のリズムに関連しているエッセンスです。 夜、睡眠中に魂は他の次元を目覚めさせ意識の成長や修復を行います。 月のリズムと呼吸し、滞ったエネルギーの流れをよくする効果があり、女性の月経、潮 の満ち引きによる出産、女性ホルモンのリズムに関する不調に調和を促します。 母親の入院介護をしたのち見送った知人は、心身の疲れが深く長い不調にある時、マグ ワートを飲用し、一晩の深い眠りで劇的に回復し救われたそうです。そのお母様は、一 度意識がなくなり回復されたおり、「誰も迎えに来てなかったから、戻ってきた」と言 われたそうです。私の母も危篤状態を脱した後、ベットの脇にある誰もいない椅子に向 かい「もう少しいることにします!」と何やらやり取りしていました。誰と話をしてい るのか聞くと「知らない人!」とスッキリした顔で答えました。魂が納得してつぎのス テージに移行するとき、生まれた時と同じ月のリズムにあるのかも知れません。日本を 代表する春のハーブ、ヨモギには霊的な月の力がありそうです。

2019年3月

 

カレンデュラ(FES)
学名:Calendula officinalis

 

 

キーワード:ことば、コミュニケーション、自己表現、受容性、暖かみ
カレンデュラは、マリーゴールドの名前で親しまれ、2 月から 6 月に黄金色の花を咲かせる キク科の植物です。1 ヶ月ほども咲いてくれることから、ラテン語のカレンダーからきてい る名称と言われています。 2019 年 2 月 5 日は月を基準とした暦の新年です。旧正月といわれるこの日をもって、本 格的に今年が始まります。 新しい年の始まりに、伝える力である言葉『言霊』を考えます。特に私達日本人は、謙虚 を美徳とし、ともすればつい自分を卑下しネガティブな表現をしています。 また、ヒーラーや施術者としてカウンセリングを行うとき、言葉やコミュニケーションの 大切さを深く考えるときがあります。 耳を傾け受容する、そしてコミュニケーションをし、伝えるべきことを最大限に言葉や執 筆で表現する。暖かさや思いやる心をさらに深め、真摯に考えるときに力をくれます。 優しさゆえに、伝えることを躊躇する人にも適切な自己表現を促してくれます。 看護、介護、教育、カウンセリング、あらゆる表現者に、カレンデュラは、創造的な霊の力として、言葉を学ぶ魂に力をくれる貴重なエッセンスです。
 

イブニングプリムローズ(FES)
学名:Oenothera hookeri

 

痛ましい事件が後を絶ちません。親の愛情を一身に受け、庇護されるべき小さな子供たちが、何故つらい目に合い、誰からの助けもなく、亡くなっていくのか。ニュースを聞くたびに、胸が潰れそうな気持になります。
そして、壮絶な子供時代を潜り抜け、大人になった今でも、子供時代の辛い記憶に苛まれ、自分を否定し続ける人たちもいます。彼らは自分に自信がなく、自分には価値がないのではないかと思い込んでしまう傾向があります。また、他者との距離が上手く取れず、人と関わる事に対して、一種恐怖にも似た感情を持ってしまうようです。そんな、深く深く傷ついてしまった方に是非飲んでもらいたいエッセンスが「イブニングプリムローズ」です。このエッセンスは、ひどく傷ついてしまった心に働きかけ、傷を癒すとともに、滋養を与え、人とコミュニケーションをとれるようにサポートしてくれます。しかしながら、願わくは、このエッセンスが必要となるようなことが、世界中からなくなりますように。

2018年12月

ボラージュ(FES)
学名:Borago officinalis

 

数か月前、大学の推薦入試について書きました。その後、嬉しい結果をいただいた生徒もいますが、残念ながらご縁をいただけなかった生徒もいます。その子の性格もあるのだと思いますが、すぐに立ち直って、次に向かう生徒もいれば、失意のどん底に沈み、なかなか浮上してこない生徒もいます。そんな立ち直れない生徒にオススメしたいレメディーが「ボラージュ」です。ボリジで知られるこのお花は、ハーブの一種でもあり、ブルーの星形の花は、砂糖漬けやサラダとして食用されます。ワインに浮かべると、花色がピンクに色が変わる不思議なハーブです。
レメディーとしては、上手くいかないことがあって、ひどく落ち込んでしまい、次の一歩を踏み出すだけの気力がわかない人に適切だと言われています。落ち込む時間も必要です。でも、落ち込んでばかりでは何も解決しません。そんな時は、ボラージュから困難を乗り越える勇気をもらい、前を向いて一歩踏み出しましょう。ボラージュは、あなたの深い苦しみや悲しみを抱える心に寄り添い、傷ついた心を癒してくれるはずです。
 

 
2018年11月

ワイルドオート(バッチ)
学名:Bromus ramosus
 
丁度フラワーレメディーを勉強している頃の話です。その頃私はやりたいことがたくさんあり過ぎて、逆に何をしたらいいのか分からない状態でした。1つやっては、次に目が行き、次をやっては、また別のことに興味が移ってしまう。何をやっても中途半端、焦りばかりが募り、人生の目標が定まらない不安を常に抱えていました。
そんな時にお世話になったのが、バッチのワイルドオートです。ワイルドオートは高さ1.5メートルになる多年草で、7月~8月に数日だけ花を咲かせます。ひょろりとした風貌で、風になびくその姿は、まるで進むべき道を教える道しるべのようです。まさにこのワイルドオートは人生の道しるべ的な効果を発揮すると言われているレメディーなのです。人生の岐路に立った時、ライフワークを見つけたい時、ワイルドオートを飲むと、選択肢としてたくさん枝分か
れしていた道のうち、必要な道だけが、大きく太くなって目の前に伸びていくような感覚になるかもしれません。人生に迷いがある方、これから就活に臨まれる学生さんにも試してもらいたいレメディーです。

2018年9月

カリフォルニアバレリアン(FES)

学名:Valeriana capitata
 
今年もこの季節がやってまいりました。何の季節???と首をかしげる方もいらっしゃるかと思いますが、実は大学入試の季節なのです。受験というと寒い2 月を想像される方が多いと思うのですが、晩夏から晩秋にかけて各大学では推薦入試が行われます。推薦入試にチャレンジする生徒たちは、今まさに小論文や面接の練習、エントリーシートの作成とピリピリした日々を送っているのです。
そんな受験生にオススメしたいフラワーレメディーがあります。「カリフォルニア バレリアン」です。特に、失敗することばかり考えてしまい、心配や不安から不眠や過呼吸気味になってしまうような場合にオススメのレメディーです。心と身体のためにも、上質な睡眠は不可欠です。まして、受験の場合、睡眠不足ではせっかくの実力を発揮できないままになってしまいます。未来に対して悲観的にならず、穏やかな気持ちで深い眠りに導いてくれるカリフォルニア バレリアンを取り入れながら、推薦入試を受けるみなさんに、頑張って欲しいと思います。

2018年8月

マウンテン・フォーゲットミーノット(レンジ・オブ・ライト)
学名:Hackelia micrantha

 

キーワード:運命に影響を与えているカルマのパターンの記憶・ガイドとの繋がりと導き
 『耳を傾けて下さい。あなたをサポートし導く存在が、いつもあなたの側にいます。魂が迷っている時、孤独である時、あなたの高次の存在に質問をして下さい。ガイドはあなたを助ける準備をし、あなたのそばにいます』フラワーエッセンス普及協会の鵜飼さんのコメントです。
私は、前世でお坊さんであった時、言葉を発しない、誰かと会話をしてはいけない、という修行をしていたそうです。現生での私は喉が詰り、言葉を発する際に悪臭がするという神経症状に囚われ、人とのコミュニケーションが困難で、平静を装った精一杯のやり取りでも人に不快感を与え傷つけていました。恐れを持ちながらもあらゆる療法を試す中で、知りえた前世と、回復のために受けたいくつかのセラピーで、ほんの少し誰かの役にたてることが見つかりだした時に引いたカードです。マウンテン フォーゲットミーノットの波動(メッセージ)は、全てのフラワーエッセンスを使用する人にもあてはまると思います。植物や自然は常にメッセージを出している。気が付けばそこにあり、漠然としていた心に、今を生きることを思い出させてくれます。

2018年7月

レディスマントル(レンジ・オブ・ライト)学名:Alchemila vulgaris

 

先日、偶然立ち寄ったお花屋さんで、レディスマントルを見つけました。黄緑がかっ た小さいお花に、丸っこい葉っぱ。アジサイやバラなど、華やかな花がたくさん置いて あったその花屋の中では、どちらかといえば地味な容姿ですが、何故か惹かれるものが あり、気が付くと手に取っていました。それがレディスマントルでした。小さい鉢ながら、どっしりと根をおろす様子は、貫録さえ感じます。レディスマントルのレメディー を飲んだ時に感じる安定感は、ここから来るのか…。と納得した瞬間でした。 また、レディスマントルのレメディーは女性特有の身体の悩みにも効果があるとさせ ています。これもまた、レディスマントルの根っこを通して感じる大地の鼓動を、レメ ディーとして体に摂り入れることによって、地球の鼓動と共鳴し、ホルモンの流れを整 えてくれているのでしょう。レメディーを学ぶ上で、そのお花の様子をよくよく観察す る大切さを実感した一日でした。

 

2018年6月

クラブアップル(バッチ)学名:Malus pumila
 
キーワード:浄化、解毒、自己嫌悪、潔癖症、ありのままを受入れる 世界で一番有名な林檎は、一口かじった林檎(apple 社)のマークでしょうか・・。 🍏古代ローマから現在まで世界中で愛される林檎、その原型に近いものが、クラブアッ プルに残っているように思います。 和名:姫りんご、バラ科、林檎属で、同じバラ科の桜にそっくりの花が 5~6 月に咲き、 秋にはさくらんぼのような赤い実がなります。鉢で育てることも出来る 1 年で 2 度嬉し い植物です。存在の可憐さの中に秘めた力は強く、クラブアップルの波動は浄化や解毒 に作用し、本人が言葉で説明することが難しい神経症状(潔癖症・不安神経症)や体に 現れた皮膚炎、花粉症などに力をくれます。潜在的に、いつも自分が悪いと思ってしま う、自分が好きになれないでいる人が、「今は今の自分でいい」と、自分を受入れ、楽 にしてくれるエッセンスです。幼児からあらゆる世代の悩み、病気や妊娠時、ペットの 問題にも広範囲に力をくれます。クラブアップルを考えなかった症状で使ってみると、 問題の気が付かなかった部分を掘り起こしてくれるかも知れません。 「力こぶ💪を持っている姫」、姫リンゴはこの時期ホームセンターの植木コーナーで見 かけることがあるようです。

2018年5月

ウォーターバイオレット(バッチ)学名:Hottonia palustris
 
 

新年度が始まり1ヶ月が経とうとしています。この4月から新しいスタート切った方も多いとは思いますが、生活のリズムに慣れてきたでしょうか。新しい制服・スーツに身を包んだ方を見るにつけ、新しい年度が始まったなという気持ちになります。そんな中、新しい環境に戸惑いを感じる方は、ウォルナットのレメディーを飲むのも良いかもしれません。しかし今回は、新しい人間関係を築くのは煩わしい、人に干渉されたくないと思ってしまうが故に、新しい学校や職場に馴染めないという方にオススメのレメディーを紹介したいと思います。それは「ウォーターバイオレット」です。穏やかな清流や泉の中に生え、他の植物と一緒に育ちにくいのが特徴で、まさに「孤独を愛する花」といった感じを受けます。それはそれで凛としていて、とても美しいのですが、花とは違い、人は他者との関わりを持たずに生活することは、とても困難です。そんな時ウォーターバイオレットを飲むと、他者との関わりを前よりも楽しむことができるようになり、気疲れをしなくなるかもしれません。自分だけの時間も、人とも時間も同じように有意義に過ごせるようになるでしょう。孤独を愛するが故に上手く人間関係を築けない方は、是非ウォーターバイオレットを試してみてください。

2018年4月

ブラックベリー(FES)学名:Rubus ursinus

 

キーワード:意志に明確な方向性と実現する活力を与える、
行動力、ヴィジョン、バイタリティ、グラウンディング
        
ブラックベリーは桑(絹をつくる蚕のご飯)の実にそっくりですが、バラ科キイチゴ属で、低木およびその果実とあります。木苺の可憐なイメージの中に、野生の力強さも感じます。今回は『ブラックベリーの不思議』と題して、私の個人的なブラックベリーとの攻防を書いてみたいと思います。「行動力が無く自己表現をするのが苦手、停滞しているときに前に進めるように喝を入れるようなイメージ」ふむふむ、私にピッタリではないか・・と思い過去2回飲用したことがあります。2回ともに変化はなく・・しかし他のエッセンスの感覚とは少し違う・・スルーされた感じです。ある人のブログには、〆切間近かで切羽詰まった仕事で飲用すると、朝まで寝ずに部屋の断捨離をしてしまった、とあります。さて私の3回目、どうしたことか全く気力がなくなり、食後の跡片付けもおっくうなぐうたらぶりで、滾々と眠り続けます。セミナーで友人に話してみると、「あれ、それ自分の中の断捨離をしてるんでないの?」とのこと。出直してこい!的なことか・・・また今回も、ブラックベリーに翻弄され負かされた感満載で、おとなしく3月号のエッセンス、ホーンビームを飲用しています。

2018年1月

 
シャスタデイジー(FES)学名:Chrysanthemum maximum
 
キーワード:統合と曼荼羅的視野(俯瞰と調和)
 
1998年制作の映画「ユー・ガット・メール」トムハンクスとメグライアン主演のこの作品は、スターバックスとタイアップで作られたロマンティックコメディです。
物語の主人公キャスリーン(メグライアン)は、母親から受け継いだ小さな書店『街角の店』を経営しています。この作品の中で印象的に出てくるデイジー。
シャスタデイジーの名称は、カリフォルニア州にあるシャスタ山にちなんだものです。
シャスタ山は、シャスタ(男性のエネルギー:独立性、進む力)とシャスターナ(女性のエネルギー:受容性、受け入れる力)の陰と陽のエネルギー磁場が、見事に調和している聖山と言われています。訪れた人の男性性(陽)と女性性(陰)の統合が自然と促進され、今まで気づかなかった偏っていた自分のパターンに気づき、内側でのバランスが取れていくといわれています。例えば起業を考えるとき、夢を叶えることと経営のバランスに悩むとき、日常生活で細部にこだわり前に進めないときに、応援してくれるエッセンスの一つです。俯瞰で見ることを促し、調和と統合をくれるエッセンスです。

2017年12月

 
カリフォルニアバレリアン(FES)学名:Valeriana capitata
 
 
キーワード:心配性、不眠症、人生の受容、未来への希望
 
人類は、海から陸に上がる過程でエラ呼吸を捨てました。エラから喉へ呼吸器を下ろし、 両生類(蛙)のように喉を膨らませ、ついに肺まで下ろしてしまいました。 魚は釣り上げた時、どんなに激しく動いていても、呼吸をするエラは一定のゆっくりし た動きをしています。風や波がある自然の生態から、人工的な物質に触れ音を聞くよう になり、人類はバランスを壊してしまいました。【ヨガの先生の言葉です】 気がつくと呼吸が浅くなっている、胸をまるめている、そんな時はありませんか。肩を 下ろし、胸をひらいて深呼吸をしてみると、なんとなく不安だったり、必要以上に心配 していることに気が付きます。カリフォルニアバレリアンは、呼吸が浅く、心的動揺や 未来の人生を心配し不安に思う。そんな症状に対応するエッセンスです。静寂さと内面 の均衡をとり、魂が過去の経験を理解し、未来に対する内なる自信の形成をしてくれま す。 私の場合は、水が浸透するように、いつの間にか目の前のことに集中していました。そ の空間に不安や心配がないことさえ忘れて・・・・・。

2017年11月

 
スクレランサス 学名:Scleranthus annuus
 
新しいコートを買いに、デパートに行くことにしました。あちこちと売り場を回り、気に入ったデザインは見つかったのですが、何色を買うか決めることができません。無難なブラウンベージュにしようか、ちょっと冒険をして、ワインレッドにしてみようか…。ブラウンの方が、合わせやすいけどインパクトに欠けるし、ワインレッドはインパクトはあるけど、洋服や靴を選ぶし…あ…私ってこんなに優柔不断だったかしら…。結局その日は、どちらの色も選ぶことができず、取り置きをお願いして帰宅することにしました。
皆さんもこんな経験、ありますよね。こんな時にオススメなのがスクレランサスです。スクレランサスは、地を這うようにして生える10センチほどの背の低い1年草で、7~9月に緑色のとても小さな花をつけます。買い物やレストランでのメニュー選びなど、些細なことでもAにしようかBにしようか迷い、なかなか決められないに人に飲んでもらいたいレメディーです。どちらがより自分に必要なのか、冷静に判断を下し、自信を持って選ぶことができるようになると思います。
さて翌日、スクレランサスを飲み、再びデパートへ。試着をした結果、顔色が明るく見えた、ワインレッドを買うことにしました。私のように二者択一で迷った時には、是非スクレランサスを試してみてくださいね。
 

2017年10月

 
ジニア 学名:Zinnia elegans
 
先日、童心に帰って、思い切り遊ぶ機会に恵まれました。普段職場や家庭にこもり、難しい顔をして仕事をこなす30~50 代が集まり、さまざまなゲームをして遊ぶのです。
最近、こんなに笑ったことがあったかしら?と思うほど笑い、とても楽しい時間を過ごしました。大人も、時には人目を気にせず、子供のころを思い出して思い切り遊ぶことができれば良いのですが、なかなか難しいのが現実です。そこでオススメしたいのが「ジニア」です。
ジニアは百日草とも呼ばれ、夏から秋にかけて、次々と花を咲かせます。ガーデニング素材として人気が高く、「百日」というだけあって、開花期間が長いのも特徴です。ジニアはその人が持つユーモアや遊びの能力を引き出し、子供の心を取り戻してくれるレメディーです。眉間にしわを寄せ、パソコンとにらめっこばかりしている方は、是非ジニアのレメディーを試してみてください。きっと、子供のころのウキウキした気持ちを思い出し、生活に活気や笑い、ユーモアをもたらすことでしょう。

2017年8月

 
ロックウォーター
 
毎日暑い日々が続くなか 皆さんいかがお過ごしですか(^^)*:.‧₊˚この頃は、暮らしに  涼   をとり入れる工夫をしながら楽しんでいます。風鈴の音色ひとつ 耳に心地よく感じる季節になって、浴衣の生地や手拭いからなる 布風鈴 を作っては飾っています。服は、肌馴染みの良いリネンを... お部屋の中も、浅葱や藍などに模様替えをして目にも涼やかな感じです。さて、フラワーエッセンスにも 涼 を連想させるものは幾つもありますよね。。なかでも自然の水源の水をもとに生成されているロックウォーター は、まるで岩清水のような水のせせらぎが内側を流れてゆくかのように、自然体でいられる本来の自分らしさを優しくとり戻してゆきます。まわりのペースに流されることなく在るがままに人生を楽しめるようになると、どんな日常の小さな工夫も楽しくなってきますね。.:*♡
 

2017年7月

 
ヘザー(バッチ) 学名:Calluna vulgaris
 
いつも話が長く、忙しい時には特にこの人には捕まりたくないな、と思う人がいます。曜日や時間に関係なく、突然電話がかかってくる。居留守を使えば良いのかもしれませんが、そうもいかず、ため息とともに電話を取る。そんな時、いつも頭に浮かぶのが「ヘザー」です。
 
ヘザーは小形の常緑樹で、高さは60センチほどです。先の尖った小さな黄緑色の葉を持ち、8~9月頃に薄紫がかったピンクや白の花を咲かせます。
 
ヘザータイプの人は、相手の都合を気遣う余裕もなく、一方的に自分の悩みや愚痴を延々と話し続けてきます。例えアドバイスを求めてきたとしても、実はこちらの話をほとんど聞いていないことが多いように思えます。相手に避けられることも多く、内心寂しさを抱えているのもこのタイプの人ではないでしょうか。
 
さて、前出の電話の相手ですが、きっとヘザーを飲んだら、自分のことばかりに集中することがなくなり、気持ちもずっと楽になると思います。会話のキャッチボールも弾み、お互いに楽しい時間が過ごせることでしょう。
 
機会をみて、ヘザーを勧めてみようと思います。
 
 

2017年6月

 
カシオープ(FESレンジオブライト) 学名:Cassiope mertensiana
 
最近やたらと洗濯をしています。前からお洗濯は好きだったけれどこんなにだったかしら 笑...と思えるほどに。身につけていた布が心地よく水に晒されてゆく感じとか、風にたなびく通り道とか、太陽の匂いに包まれる感じとか、それはもう好きなんです。あたりまえの生活のなかに、やさしい呼吸とその息づかい。。それだけで、心がふわ〜っと緩んでくるような、ゆとりが生まれてくるようで素敵ですね。カシオープは、そんな心のあたたかみに焦点をあててくれるエッセンスです。どんなに何気ない日常の瞬間でも、こちらから歩み寄り 聞く姿勢を持たなければ 聞こえてこない声もあるものです。みえる視点や焦点が変われば、そこに映る景色もまったく変わってみえるから不思議ですよね。カシオープとともに心のゆとりがどこまでも柔らかく広がってゆきますように...:*♡
 

2017年5月

 
ライラック(FESレンジオブライト) 学名:Syringa vulgaris
 
 
麗らかな小春日和。みなさんいかがお過ごしですか。:°ஐ 春は季節のなかでも たくさんのいのちが光眩く芽吹いてゆく季節です。地球に住む私たちにとっても、草木や花やいのちにとっても、こころ暖かくてやさしい呼吸がはじまりますね...。目にもやさしい程の淡くて薄紫色をしたライラックのお花は、その香りも素晴らしく、エッセンスを通してもそれは表れてくれます。私たちの生活にやさしい呼吸を迎えはじめると、そうでないものにも不思議と目が向いてゆきますね。割りきってしまうのは簡単ですが、ライラックの浸透力には、そんな居心地の悪さを一部として切り取らずに繋いでゆく修復力が湧いてきます。やさしい波紋が広がる度に、呼吸が楽になってゆく。。そんな暖かな春をどうぞお迎えください。:°ஐ♡*... ..
 
 
 
 

2017年3月

カリフォルニアポピー(FES) 学名:Eschscholzia californica
 
洗練された新鮮な空気を新たに迎えながら、今年もまた一年がやさしく始まろうとしていますね。皆さんは今年をどのように迎えてゆきたいですか^ ^。一年のあたたかい目標や抱負など、胸に抱いた輝かしい想いはどんなことでしょう。。人それぞれに想い描く理想やビジョンは違うでしょうけれど、胸に抱いたそのあたたかな想いを大切に込めながら、ひとつひとつを実践...そして行動に移してゆけたら素敵ですね☆ カリフォルニアポピーは、そんな私たちの理想と現実を繋ぐように、意識を心のあたたかさにグランディングしてゆきます。意識を向ける方向がクリアに定まると、理想を現実化しやすくなります。今年もカリフォルニアポピーと一緒に、皆さんの心あたたまる現実がますます素敵に花開いてゆきますように..:*.:*.:*
 

2017年1月

コーンリリー(FES) 学名:Veratrum californicum
 
2016年は皆様にとって、どのような年だったでしょうか。新しい年を迎える歓びとともに、毎年多くの女性にやってくる悩み、そう、一つ齢を重ねる…ということです。ここ数年、美魔女なることばが生まれ、実年齢よりも若くみられることが良いことのような流れができつつあります。美しく見せるがための無理なダイエットや、過剰なサプリ摂取など、美しさを求めるがゆえにかえって不健康な生活になってしまっては、本末転倒です。コーンリリーはネガティブなイメージのある加齢のプロセスを、ポジティブなイメージで受け止めることができるようになるレメディーです。内面からにじみ出る円熟を増した知性の美しさ、それは若いころには決して手に入れることのできない、人生そのものの美しさです。コーンリリーのレメディーを飲むことで、見た目の若さばかりを追い求めるのではなく、今の自分の姿は、一生懸命生きてきた証と、胸を張って2017年を過ごしていける女性が一人でも多く増えると良いなと思います。
 
2017年が皆様にとって、素敵な年になりますように!
 
 

2016年11月

ガーリック(FES) 学名:Allium sativum 和名:ニンニク
 
イタリア料理はもちろんのこと、お料理には欠かせないガーリック(ニンニク)。キッチンには欠かせない野菜の一つです。疲労回復や体力回復に、または風邪のひき始めなどに、ホイル焼きにして食べた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。フラワーレメディーのガーリクは、マゼンダ色の丸くかわいらしいお花を使いますが、根菜のニンニクと同じように、ウイルス性の病気の予防や、免疫力の向上効果が期待できると言われています。顔色の悪い方、目の下のクマなどにも効果があるそうなので、美容の面でも良さそうです。風邪や、インフルエンザなどの感染症が気になり出すこの季節。ニンニクは臭いが気になるし…という方は是非ガーリックのレメディーを日常に取り入れてみてください。ガーリックを飲むことで、精神的にも肉体的にも外からの影響を跳ね返す強い抵抗力と活力を取り戻し、健康と力にあふれた真の元気が身につくことでしょう。
 
 

2016年10月

ハウンズタング(FES) 学名:Cynoglossum grande 和名:オオルリソウ
 
秋も深まりだすこの時期になると、一日を過ごす時間を少しでも濃く..味わい深いものになるように大切に過ごしたくなりますね。「一年は ほんとうにあっとゆうま。。」そんな風に感じていらっしゃる方もきっと多いのではないでしょうか^^。季節や時の流れを優しく縫うように ... 見慣れた風景や色づく街並みにそっと溶け込むようにして、自然の息吹は色づいてゆく。。そんな大地の呼吸、地球の呼吸とも優しく交じりあいながら、意識して生活や私たちのリズムを合わせてゆくと、自然と調和やバランスが整ってくるように感じられるから不思議ですね。すべてと繋がっている意識は私たちの心を豊かにしてくれます。ハウンズタングはそんな視野を明瞭にし、この時期に必要なバランス感覚を教えてくれる優しいエッセンスです。
 
 

2016年9月

レモン(FES) 学名:Citrus limon
 
燦々とした太陽の下.:*暑い真夏の日差しを受けて、日々活発なエネルギーを感じています。最近は暑さも手伝ってお水を飲むだけでも、心に潤いを感じられますね。私もガラスの小瓶にレモンをスライスして入れた レモン水 を飲んだりして、心に一工夫の爽やかさを取り入れています。この飲んだ後の 爽快感 をもたらしてくれるのがFESのレモンのエッセンスです。心身共に、また活発に活動している箇所に働きかけながら、疲労感を和らげてくれます。レモンのようなサッパリとした爽快さが体内に巡り流れてゆくと、視界の領域がまるですっきりとクリアになり、豊かな知性やアイデアを引き出してくれます。毎日のなかを心地よく流れる 爽快感 を意識しながら、この夏はレモンと一緒に優しさを迎えにゆきませんか(^^)♪...
 
 
 

2016年6月

ナスターシアム(FES) 学名: Tropaeolum majus 和名:キンレンカ
 
先日、ホームセンターでオレンジと黄色のナスターシアムの苗を一つずつ買いました。今まで何度も買い求め、栽培に挑戦してきたのですが、すぐに枯れてしまい、私とナスターシアムは相性が悪いのだわ…と諦めていました。今回これが最後の挑戦と、鉢に植えてみたのですが、今、庭では元気にきれいな花を咲かせています。今までの失敗が嘘のようです。レメディーにもめぐり合わせや、飲む時期があると常々思っているのですが、お花の栽培にも、そのようなめぐり合わせがあるのかもしれません。
ナスターシアムは、学生さんやお仕事をさせている方で、常に厳しいストレス環境の中、頭を酷使している人にオススメしたいレメディーです。ストレス性の喘息や咳にも効果があると言われています。ナスターシアムは知性的、精神的、肉体的に疲労困憊している人に、日常生活への調和と活力を与えてくれるとともに、その明るい花の色のとおり、あなたを元気付けてくれることでしょう。
これも何かのめぐり合わせです。飲んだことのない方は、是非ナスターシアムを試してみてください。

 

2016年5月

アイリス(FES) 学名: Iris douglasiana
 
春の季節には美しい盛りのアイリス。日本でも古くから 菖蒲 として、私達に親しみ深く愛されているお花のひとつですね。そんなお花をひとつ愛でることもそうですが、日常のなかでは日々様々な形で 私達の感性は動いているものです。ギリシャ語で "虹" とゆう意味も持つアイリスの花。フラワーエッセンスのアイリスもまた、まるで心を七色に彩るように、私達の豊かな感性を美しく促してくれるかのようです。芸術や創作活動に携わる時だけではなく、仕事や家事に育児...そんな毎日の暮らしのなかに携わるものすべてに、豊かな感性の彩りや閃きが加えられてゆくと、それだけで毎日が素敵に華やいでみえるから不思議なものですね。どうぞ心を色鮮やかに促したい時に^ ^