Flower Essence Japan
フラワーエッセンスジャパンって?プラクティショナーって?講座とエッセンスの体験談カウンセリングと講座のご案内各種お申し込み

講座とエッセンスの体験談

Vol.8 「プラクティショナー養成通学コースを受講して」

写真 もし、あのとき、書類を整理していなければ、フラワーエッセンスとの出会いはなかったかもしれない・・。以前受けた短期の講座ではじめて知ったフラワーエッセンス。バッチフラワーって何?まったくの無知だった私は、講座で勉強していくうちに「これぞ、私の人生に無くてはならないものだ!」という直感が働いた。突然思い立ったように書類を整理したあのときから、何かに導かれていくのを感じたのだった。

今から一年半前、最初に口にしたフラワーエッセンスは、スターオブベツレヘム、ロックローズ、ハニーサックル、アルニカ、フォーゲットミーノットだった。当時、大切な友人を病気で無くし2ヶ月が過ぎていた。一人暮らしだった友人はたった独りベッドの上で亡くなり、しばらくしてから訪ねてきた家族に発見された、という状況を聞き、私はこれまでの人生で経験したことのない、ショックと深い悲しみに沈んでいた。日に何度も故人を思い出しては涙を流す・・・そんな日々が続いていた頃だった。そんな私の心に、五つのフラワーエッセンスは、やさしく、確実に癒してくれたのだった。最初に飲んだとき、ストン!と胸の辺りからお腹へ何かが落ちたように感じ、日に何度か思い出していたのが、一度になり、数日間に一度になり、やがて気づいてみるとすっかり思い出さなくなっていた。さらに思い出しても胸が苦しくなるような悲しみとは明らかに違っていたのだった。フラワーエッセンスの力を痛感した。

その後、最初に出会った五つのエッセンスの他に、健康に関するものや、子育てに関するものなど、数十種類のエッセンスを体験していった。その中でも特に飲用した回数が多かったもので印象に残るエッセンスが3つある。

まずイエロースターチューリップである。“子供たちの声に耳を傾ける”という目的で選んだもので、すぐにその効果は表れた。いつもだったら聞き流してしまっていた言葉も、何故か耳に入り、受け止め、冷静に判断する。いままで単なる子供の反抗と思っていたことも「あの子の気持ちになってみればそうかも知れない」など、共感する心が出てきた。「こうはいっても本当の気持ちは○○なんじゃないだろうか」など、家族のみならず、友人や買い物先の店員にも同じ気持ちになれるのだ。

二つめはガークリックである。このエッセンスは体調に不安があるときなどにとても有効で、家族全員インフルエンザにかかったときでも、何故か私だけ無事に過ごせたり、年末年始、一年の疲れと食べ過ぎがたたって例年体調を崩していたのが、元気そのもので過ごせたりした。さらにガーリックは、物事を全体的に捉えるような視野も与えてくれる。いざというときに頑張れる“勇気”もだ。昨年に引き続き、今年もPTAの役員を引き受けたのだが、「よし!学校を良くするべく頑張るぞ」なんて張り切っている自分がいるのも驚きだ。

そして三つめはクイーンアンズレースである。このエッセンスを選んだきっかけは、見た目だった。白く可憐な花の姿にインスピレーションを感じたのだ。本を読んでみると、そこには洞察力、浄化、透視能力とある。まさにそのとおりの体験をしたのである。相手の真意がひしひしと伝わってきたり、家の中も外も片付けまくり、普段目に付かないところに気付いては掃除をする。必要なものと不必要なものがスムーズにはっきり区別できる。実際あったことのない人の性格や特徴を見抜いてしまったこともあり、さすがの夫もびっくりしていた・・・などなどエピソード満載の体験であり、そのどれもがエッセンスに出会う前とは明らかに違っているのだ。

もともと植物が大好きであったが、自然に対する思いがより強くなってきている。旅先で出会う大木に恩恵を感じ、自ら育てた花々に蜂が蜜を吸いにやってくると、とても幸せな気持ちで満たされる。去年の夏、イギリスのバッチセンターへ行くことができたのも、この上ない至福の出来事だった。夫と子供たち、そして実家の両親の6人で現地へ行くチャンスを与えてくれたのも、フラワーエッセンスが導いてくれたのだと実感している。気付くとオープンになれる自分がいて、身も心も浄化され、“気付き”をもたらしてくれる。何が起ころうとも冷静に判断して真実へと導いてくれる。命あるすべての生き物が自然界とつながり、地球にとってかけがいの無い存在であると教えてくれる。それがフラワーエッセンスなのだ。

私の大好きな詩人、金子みすゞの「はちと神様」。命とは何かをシンプルでわかりやすく表現している素晴らしい作品だと思っている。これからもフラワーエッセンスを通じて、自然を愛し、出会うであろう様々な人たちを癒してあげたい、それが私に与えられた使命だから。

田中久美子