Flower Essence Japan
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講座とエッセンスの体験談

Vol.14 「プラクティショナー養成通信講座を受講して」

写真 私は、今年73歳になるが性格形成に関係のありそうな出来事を振り返ってみたい。
小学生の頃は戦時中で、国家予算の8割が軍事費に当てられ、国民は極限の窮乏生活を強いられていた。大都市の学童は空襲を避けるため地方へ疎開することになり、私は小学3年生の夏から一年半、山形県の雪深い町へ集団疎開した。寒さとひもじさと家庭の温かさに飢えて、次第に心の中に氷の塊ができる体験をした。子ども達は「早く迎えにきて」と連絡したが、私は「元気です。」とだけ書き送っていたので最後の一人になっていた。

私生活では、父が事業を興して何度も倒産を繰り返し、借金取りから逃れるため、家族の前から姿を消すことが再三あった。私の人生の一番最初の記憶は、三歳頃父の同業者に兄弟バラバラに預けられ、良い子をやってその家族から可愛がられたことだった。父はお酒の飲みすぎで、倒産後亡くなり、大黒柱を失った私の家族は貧乏のどん底をなめつくした。その中で子どもの頃から心身とも元気だった私は「私がしっかりして家族を助けなくては」と青春時代から中年まで、かなり自分に無理を強いてきたように思う。

結婚する時は、私の母と同居してくれる人を探し、共稼ぎで子育てをした。その三人の息子たちが独立した今、ようやく訪れた人生の凪を迎え、ほっとした毎日を送っている。

ところが、昨年の2月にトラブルが幾つも重なり、そのトラブルに耐えられなくなった私の心臓は、動機が激しくなり、医薬品では治らなくなったのである。田中恵子さんにフラワーエッセンスを調合してもらい、オリーブ・マスタード・アスペン・パイン・レッドチェスナットを飲んだところ、翌日から暴れていた心臓がおとなしくなり、びっくりした。もっと詳しくエッセンスを知りたいと思うようになった。私とフラワーエッセンスとの出会いは、衝撃的であった。

その2ヵ月後の4月から6回生として、通学して学び半年後に通信教育に切り替えて指導を受けてきた。この間、劇的に効き目を感じたのは、パイン・ラーチ・オリーブ・ホワイトチェストナット等で、他にも沢山ある。

次第に自己肯定感や幸福感も持てるようになってきた。夢もはっきりしたメッセージが入っているのを見るようになった。通学してワークをやった時、ストールを頭に巻いたところ突然「癒されたい。守られたい。」という感情がほとばしり出たことがあった。また、一年中軽い咳が出ていたが、イエルバサンタを飲んだところ、ぴたりと止まった。エッセンスの効能どおり、過去の癒されない悲しみ、感情を解き放ってくれたのだと思う。

私のメタレベルは、感覚では1や2あたりと思うが、これまでどれほど私のマイナス感情を解きほぐしてしてくれたことだろう。例えば、ラーチやバターカップで自己否定がなくなり、マスタードで憂うつ感が解消した。

この魔法のようなエッセンスの効能を多くの人に知らせたい、苦しんでいる人に手を差し伸べたいと思い、これまで私の親族や友人たち10人位すすめてきたが、私の時のような衝撃的出会いはないようだ。私自身は、マイナス要素が減り、ようやくフラットになった段階であり、誰もが目を見張るような変化がおきた時、人を納得させられるのかもしれない。

現在、自殺者が3万人を超え、犯罪も増え続け、親子間で殺しあう世相に誰もが心を痛める時代になってしまった。このフラワーエッセンスが早く社会に広まって欲しいと思う。

バッチ博士の偉業とFESの夫妻の努力の賜物に触れ、余生が残っている段階でその恩恵を受けることが出来たことは本当に幸せであった。人生が苦労続きだった私にとっては、神様からの贈り物のように思う。

フラワーエッセンスジャパンの方々に心から感謝し、益々の発展を願っている。

花形徳子