Vol.1 「アトピーで悩んで」
私は、長いことアトピーで悩んでいて、子供が生まれてからは第二子のアトピーがひどかった為、子供のこともケアしなくてはならず、精神的にもかなり負担になっていました。その頃は生活も心も大きくアトピーに支配されていて、何かよい療法はないか、あればそれに一身に取り組み、そればかりというような毎日でした。しかし、なかなかよい結果は得られず、なんとなく鬱の状態が続いていました。
そんな中であるきっかけからフラワーエッセンスを知り、プラクティショナー養成講座に通うようになりました。エッセンスの効果は体に直接きくものもありますが、心の問題にとても効果があるということに惹かれてです。様々な心の悩みが本当に解消されるならどんなに楽だろう、と思ったからでした。最初は、自分の心や体の状況に合わせたエッセンスを飲んでいました。鬱、朝起きるのがつらい、アレルギーに対してなどです。
自分のなかで決定的に変化が感じられたのは4ヶ月程してセフヒールを飲んだ時でした。その時に感じられたことは、今まで自分は何かの療法が自分を治してくれるのを待っていたということでした。努力をしている気でいましたが、自分はただ座って「さあ、治して」といっているのと同じでした。それが、「色々な療法は自分を助けてくれるものではあるけれど、自分をケアして治すのは自分なのだ」と、感じられたのです。それ以降、飲むエッセンスもだんだんと自分の奥深くに焦点をあてて、アトピーの問題というよりも、自分自身の本当の問題というものを考えてエッセンスを選ぶようになりました。その結果私が得たと思えるものは「自分を受け入れる」ということです。以前の私は「アトピー」を悪いものとしていて、「アトピーになる自分」を受け入れることができていなかったのです。何とかして体の中から排除してしまいたいと、日々、思っていたのです。自分の生活、自分自身をまったく見ないでアトピーしか見ていなかったといえます。しかし今は、アトピーも自分の一部で、でもそのほかにも私が生きるうえで大切なことや、楽しい事などがいろいろあるのだと気づいたように思います。自分のなかでアトピーに対する比重が小さくなったということです。狭かった心の部屋が大きく広がり、アトピーの自分を受け入れ、情けない自分やだめな自分を受け入れ、と同時に、いろいろなことを楽しいと感じる自分や、いろいろなことに挑戦する自分などもどんどん大きくなっています。自分自身のすべての部分をトータルな自分を認めて生きることが大切なのだと思えるようになったこと、それがプラクティショナー養成講座の体験を通して一番の収穫だと思います。
川崎市 M.T 40代女性