Vol.25 「セントポーリアとフラワーエッセンス」
セントポーリアが、「室内園芸の女王」といわれる由縁は、なんといっても1年中室内で、可憐な花を楽しむことが出来ることです。わが家のセントポーリアは、10年以上も前に、友人からいただいたものです。実はこの10年間たいした肥料もやらないのに、花株が大変大きくなり、一度だけ鉢を植え替えました。このことだけでもセントポーリアがいかにわが家にふさわしい花であるかわかっていただけると思います。ところが、昨年の夏、ほとんど一年中咲いていた花は、ぽつりぽつりで、葉っぱも一時期の生い茂っていた緑色の元気の良い姿は見る影もなく、黄色くなり、花達が日本語を話せたら、きっと「もうこの家には未練はありません」という風情でした。私も、本当に長い間、頑張って咲いてくれたことを感謝し後は、鉢をひっくりかえして、捨てるしかないとぼんやり思っていました。
いよいよ決断の時がやってきたのですが、「待てよ!」という内心の声がしました。水やりの時に「レスキュー=ファイブフラワー」をいれて試してみてもよいかなと急に思い立ったのです。ことは簡単です。すぐ実行しました。2ヵ月のエッセンス使用のあと、あまりの立派な回復に写真を撮りました。使用前の写真がないのがとても残念です。アフリカ原産のセントポーリアの花言葉は、「小さな愛」です。植物にもペットにも、そして私たち人間のこころにも働きかけるフラワーエッセンスの「大きな愛」は、一体どこから来るのか不思議です。
田中洋子 (神奈川)